■ やっぱりタマネギより根深ネギだな
水無月も今日でお終い、例年ならば梅雨の最中でカラリと晴れ上がる空を渇望しているところなのでしょうが、今年は既にソレが明けたばかりか猛暑&電力逼迫そして先の見えない新型疫病収束にイラだつニッポン列島であります。ただねぇ、電力がそんなに足りないなら止めてる原発を全部稼働させりゃいいじゃん、どーせ止めていたって税金がかかってるんだからさ…なんて思ってしまうのはトーシローの浅はかさかな、まあ諸事情があるのでしょうな。
しかし暑さに弱いエロおやぢといたしましては冷房エアコンの使用を制限するなんぞ真平御免でありまして、もう思いっきり使っております。節電?知ったこっちゃねえよ。そのくせお願いだから停電だけは…な~んて自分勝手なヤローであります。
さてそんな過日『親子丼のアタマ』を作って食しました。みんなダイスキ丼物の一角を担う親子丼でありますが、かつ丼・天丼・牛丼はお家でも外食でも選択することがありますけれど、ナゼか親子丼って頼みませんねえ。それでも時々ムショーに喰いたくなるものでありまして、平素はコメを夕食に供さないエロおやぢといたしましてはそのアタマだけを作っては酒の肴にするわけです。
ガッコー給食や社員食堂などコスト重視の現場では親子丼にタマネギを使うようですが、やはり香り・食味・食感などを鑑みますと根深(白ネギ)に軍配が上がります。そう、食してみれば「やっぱりタマネギより根深ネギだな」てのがよく解ると思います。使用する畜肉が牛肉ではなく豚肉だったり鶏肉であっても、もうそのお味にはスキヤキみたいなエクセレントさが生まれるのですよ。
あとはちょっとしたコツとして鶏肉の場合は、しっかり炙って焼目をつけ脂を少し落としてから親子煮にすると一層美味しくなりますね、このテクニックは以前に伊豆の鶏肉料理専門店の店員さんから教えていただいた企業ヒミツであります。
相棒は地酒であります。桜海老やシラスで有名な由比漁港に近い場所に蔵のある神沢川酒造場さんの「正雪」ですね。しっかりボディーの古典テキ香り、旨味も強く感ずる辛口で、甘辛く仕上げた『親子丼のアタマ』にズバリな一本です。
まあそのうちに由比漁港水揚げのシズマエ鮮魚でこの酒を飲りたいなあ…と。
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