ナゼか唐突に『とん丼』

多分前夜にでも見たテレビ番組のサブリミナル効果だろう、ナゼか唐突に『とん丼』が喰いたくなった。とは言え冷凍庫に在るのは“豚モモ肩肉混合切り落としバラ凍結お徳用”みたいなヤツしかないのでガサッと取り出してはサテサテと作り始めるのだ。

本場である帯広ではサシの入ったロースを少々厚めに切っては炭火で焼きタレを絡めて丼ゴハンにトッピングするという、まあ至極の逸品がムカシから親しまれていて(あ〜北海道は豚肉文化だっからなあ…)などと懐かしむように見入ったりするのであるが、すっかり高級化してしまった豚肉ではそりゃ美味くてアタリマエだろ!なのであって、ボクがコドモのころ食した豚肉は赤身も脂身もクセが残っていて、ボクなどは脂身だけを食すとオエになってしまうのでよく食べ残したりしたものだった。父親もまだ若かったせいかそんな食べ残しの豚の脂身を嬉しそうにホイホイ喰っていた記憶がある。
小学校の給食のカレーやとん汁もニクといえば豚の脂身なのであってオエとの闘いに少々辛い思いをしながらもなんとか食べたもので、ソレを思えば現在廉売されている輸入豚肉の冷凍スライスなど上等な品なのであり、ジツにゼイタクな食材なのである。
お家でパパッと作って食すドンブリなのであまり凝ったことはしていない。タマネギと根深を軽く炒めご飯の上に敷き、フライパンで焼きスキヤキのタレで仕上げ調味した豚肉スライスをドカッとのせてお終いである。それでもちょ〜美味い!わしわしモリモリ喰って「ふ〜」である。




☆クリックで応援をお願いします! 「ブロぐるめ!」ランキングに参加ちう〜





Sora

こーゆー日だってある、ってことですよ
雨になるんですって…



6:34AM, February 17. 2011.