■ 都市の残像 March 02. 2024. 大和跨線橋下
視線の移動と記録を一枚一枚剥がしては
再び組み立て再構成してゆく作業
曖昧な記憶も抽象的な概念も
都市の残像となって再び目の前に具体化する
■ 春キャベツの炒めもの
先ずは前哨戦から
春に収穫するので「春キャベツ」かと思っていたら、ジツはフツーのキャベツとは違う品種であることを何年か前に知りました。厳寒期を耐え抜いてようやく暖かさも感ずるようになるこの時期、この柔らかで香りのよい「春キャベツ」が登場してくるのですよね。
巷の料理雑誌やテレビのグルメ番組に登場する頻度も高く、キャベツを使うどんなお料理であっても、ひと味違う仕上がりとなって食す者を喜悦に導いてくれるものですね。もちろん柔らかく風味のよいそれを千切りにして、生をそのままモリモリいただくのも楽しみのひとつなのでありますけれど、油を使った炒め物にするのもまたエクセレントなものです。
そうなればキャベツを使った中華料理の代表である『回鍋肉』を三番指名打者に抜擢するのが王道です。しかしここはいきなり快楽を追求するのではなく、先ずはプレーンな炒め物でその美味しさを堪能すべきかと思うのですよ。ええ、出し惜しみ感ありありですが、見方によれば奥ゆかしいとも言えるわけです。
短冊にカットした春キャベツと人参、そこにベーコンも同様なカットでチャチャっと炒めるだけです。ほんの少々の中華旨味調味料は入れますが、ニンニク・生姜といった中華料理の定番香草は入れない方が良いでしょう、塩コショウと酒だけで仕上げるこのひと皿、信じられないくらい春キャベツの甘みと香りがバ~ン!と炸裂します。またトッピングに使った砕いたナッツ類ね…これがいいシゴトしますよ。シーズンインのオープン戦は快勝ってカンジですね。
そしていよいよ次回は『回鍋肉』で本番かな、うっふっふ~♪
■ 弥生の庭風景 早朝のクリスマスローズ
夜明けが少しづつ早まってきましたね
クリスマスローズもお目覚めなのでしょうか
淡い色彩に包まれて
そっとひと呼吸