■ 四種キムチの冷たいラーメン
梅雨入り目前の快楽
先日のこと、著名な作詞家と作曲家コンビのインタビューをテレビで視聴しました。詞が先で曲が後からとか、その逆があったり、また歌手のイメージがあって詞や曲が生まれたり、楽曲が歌手のイメージを作っていった…などと様々なパターンがあったそうです。エロおやぢの知らない世界ではプロフェッショナルとしての厳しい創作活動があるようですね、後世に語り継がれる良質な音楽はそうして生まれていたんだ…と改めて考えさせられた次第です。
さてエロおやぢが関わっているお料理の場合も一緒のような気がします。素材(食材)にインスパイアされて完成するお料理もあれば、当然その逆もアリです。やはり近年流行りのYouTube動画を見て作る料理だけでは体系的な知識と経験値を得ることは難しく、これは人生の学習行為と同様なことかと思うのです。世の中は遍くそういったものかと確信しております。
今回のラーメンはいつものRTS治療とは少し毛色が変わっておりまして、カラダに生気をもたらしてくれる温かなスープではなく、ひたすら目先の快楽を追求するかのような冷たいスープのラーメンなのですね。いやドチラが良いとか悪いってハナシではなく、こうしたお食事も必要不可欠な存在でして、梅雨入り目前の気候の中ではどうしても視線を走らせてしまう食べ物であります。
あぁ冷たいラーメンもいいよねえ…とそのパッケージを手に取ると同時に、トッピングの食材がパッと思い浮かんでくるわけです。うっふっふ~やっぱりキムチだよね。ヨケーなものは要らない、ちょっとした薬味などがあれば叉焼さえ邪魔なものに思えてくるから不思議なものです。
スーパーでは急ぎお漬物コーナーに移動し、目的のキムチを探します。おぉ~鶴橋のキムチがあるじゃん…やっぱりコレだよな。基本の白菜キムチにカクトゥギ、スルメイカキムチ、チャンジャ…オールスターじゃないか。オイキムチも欲しかった気がしますが、残念なことに売り切れです。
キムチのヤンニョムが冷たいラーメンスープに溶け出て極上の美味しさをプロデュースしてくれます、あぁ旨い…本当に美味しい。舌触りの良いつるつる麺がバリバリとしたキムチと心地よいコントラスト、この夏はこいつにハマりそうな予感がします。
■ ご近所ぷらぷら June 11. 2024.
この時期になりますと猛烈に繁茂するノアサガオ
まだまだこれから厚みを増してゆくでしょう
こんな壁が10mほども続いておりまして
どんな撮り方をしたらよいのか考えあぐねております
■ 水無月の庭風景 オランダカイウ
よく咲いてくれたオランダカイウ
花蕾はもう無いのでいよいよこれがラストかな
開きたてのツルっとした様子も美しいものですが
時間を経て陰影が出来た姿にも魅力を感じます