■ それより読めますか？「弟子屈」
トナリ町のちょいハイソ系スーパーで珍しいラーメンを見つけ、即お買い上げになられたエロおやぢであります。へえ～『弟子屈ラーメン』ねえ、今まで聞いたことはなかったけれど、菊水さんの製品なら信頼できるからきっと美味しいでしょ。
それより読めますか？「弟子屈」…エロおやぢは北海道でけっこー長い間暮らしていたのでもちろん承知しておりますけれど、道民以外ですと余程のスキー好きか北海道観光フェチでなければ「ええっとぉ…で・し・く・つ…？」なんてところでしょうな、確かに弟子が屈すると云う文字ですからねぇ。その昔、この地を支配していた体育会系豪族の子分はそのブラック体質に屈していたから…なんてハナシは全くありません、アイヌ語で岩盤（テシカ）の上（ガ）という意味でしたが、カッテにテシとカガに分解し漢字を当てはめただけのものです。つまり " テシカガ " というのが正しい読み方です。
釧路に住んでいたころ知人の親戚の方が弟子屈でスキー場を経営されておりまして、いちど遊びに連れて行ってもらったことがあります。当時は未だ無名で開発途中のスキー場（要は酪農家さんが自らの遊休地を利用してスキー場にしようとしていたわけね）ですから、もう貸し切り状態でした。リフトもまだ設置しておらず、下ったあとはエッチラホッチラ登ってゆかなくてはなりませんでしたが、それもまた楽しくて印象深いものがあります。
そんな想い出がある弟子屈のラーメンね、いったどんなお味なんでしょう。
薄濁りのスープは醤油と味噌のミックスみたいな感じですが、魚介だしががつんと効いていて風味にコクがあります。好みはクリアなスープですが、これはこれでまた美味しいものですよ、豚骨の旨味も加わってチカラ強い印象…あぁ美味しいじゃありませんか。麺は菊水さん自慢の黄色くてコシの強い中太縮れ麺ですから申し分ありません、北海道らしくてスキスキ。
少し前にテメーで作った叉焼を冷凍保存してあったのでシナチクや茹で玉子と共にトッピング、シンプルな布陣で攻める北海道東部のラーメンが遠いムカシを思い出させてくれました。
汚れきった今のエロおやぢとは違い、あの頃はピュアでクリーンだったなあ…なんて。
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■ ハトがボーボーと…
朝起きてソトに出ると拙宅前の電線に野ハトが一羽
薄暗い曇り空の下で ボーボー ボーボー と鳴いております
よくあることなのでそんなにブキミな感じはしませんけれど
なんだかなあ…な朝であります
