豚ロースの生姜焼

豚ロースの生姜焼

鬼に金棒の半自家製タレ

サラリーマンの人気昼めしで必ず上位に位置する " 豚肉の生姜焼 " ってやつですね。エロおやぢも商社で外回りの営業技術に携わっていたころはよく食したものです。たいていの食堂にラインナップされている献立ですし、他の定食類に比べて安価な設定だったものが多く、がっつりハラいっぱい食べるにはもってこいの昼ゴハンでした。
よくしたもので、やっぱりときどきムショーに食べたくなるものです、現行メニューですから特にノスタルジアはありませんけれど、食べながらふと当時のことを思い出してみることもありますね。

国産豚肉ロース生姜焼用

ご家庭の食事やお弁当のオカズにも向いているせいか、スーパーでもこうしたスライスがよく廉売されています。サスガにこの物価高騰で100g単価が¥100を切るケースは少なくなりましたが、それでも一部の廉価な輸入食肉と比較しますと、国産の豚肉でこのお値段はかなりお値打ちと判断します。そしてなかなかにいいカンジの豚ロース肉のスライスじゃありませんか、もう見た瞬間に「あっ!生姜焼きだよ~♪」と献立は決定し、そのお買い得パックはカゴに入れられるのですな。

豚ロースの生姜焼   Asahi Opt. Super-Takumar 55mm F2 (Yellow Letter, Early Font)  SONY α7

以前はセッセと " 生姜焼のタレ " を自家製しておりましたが、先日ふと思いついたのは、ベースとして「エバラ 黄金の味 焼肉のタレ "甘口"」を使い、そこに生の生姜をスリスリしたらどーなんざんしょ...ってことなのですよ。そりゃ思いついたら止められませんね、早速ジッコーあるのみです。
一人前のエバラタレは36ccほど、目分量でいいので同量の生姜をスリスリ、そしてニンニクも1/2片程度スリスリしてして入れましょうか。あとはよく混ぜて焼き上がる直前の豚ロースにジャジャっとかけ回し、煮詰めるように絡めて出来上がり。

WOLTERS

ほっほお~、美味いじゃないのよ。フレッシュな生姜の香り、適度な辛みにコクと旨味...もしかしたらテメーでイチから作ったものより美味しいんじゃないか、ってくらい。そりゃそうだよな、元のタレにはいろいろな隠し味が調合されていて複雑な旨味が形成されているのですから。そこに生のおろし生姜が加わればもう鬼の金玉...違う!鬼に金棒ですね、やっぱりがつがつと意地汚く喰ってしまいます。
うふ、そして相棒はビールで決まりだな。ドイツビールでは初めてのメーカーだけど16世紀にドイツ(当時のバイエルン公国)で制定された " ビール純粋令 " の御威光はここにもちゃんと生きているのさ、やっぱり美味いねえ。どこぞの国のザル法令とは大違いです。
 
  

 
 
 
 

神無月の庭風景  梔子の葉の色づき


チョコバナナ? う~んちょっと惜しい
栗蒸し羊羹? いいセンまで来たよ
きなこ黒蜜? それだよそれそれ!
ってスイーツばっかりじゃん

神無月の庭風景 梔子の葉の色づき   Asahi Opt. Super-Takumar 55mm F2 (Yellow Letter, Early Font)  SONY α7