切り昆布とエビイカの焼そば

切り昆布とエビイカの焼そば

進歩する海鮮焼そば

エビ・イカ・タコ・アサリ・ホタテ・白身魚など…それをたっぷり炒め、豊かなスープ餡で綴じられたものが乗っている「海鮮焼そば」を食べたいものだ、といつも思ってはおりますがソレナリなコストもかかることでなかなかジッコーには至りません。
そんな欲望を抱きつつスーパーの鮮魚コーナーをうろうろしますと " 切り昆布 " という食材が目に止まりました。以前に『切昆布の焼うどん』を作っては食した時以来、アタマの片隅には留め置いてはいたものの、使う機会の無かったものであります。

切り昆布と海鮮食材

おぉ~コレって使えない?なのであります。今度は " うどん " じゃなくて " 焼そば " ですよ、きっと昆布の旨味や香りが焼そばにしっかり乗り移って品の佳い旨味になるんじゃないか…って想像ですね。
まあ切り昆布だけではナニですからちょっとだけエビやイカもフィーチャーしてやれば、かな~りレベルの高い焼そばが完成するのでは、と作る前からもうわくわくしちゃってました。
同じ海鮮焼そばでもこんな方程式もアリですよね、進歩させてみます。そして調味は塩コショウが主ですが、刻んだニンニクや中華調味料そして酒と風味付けにごく少量のお醤油てなところです。

切り昆布とエビイカの焼そば   MMZ BelOMO HELIOS-44M 58mm F2  SONY α7

あぁ~いいカンジですねえ、切り昆布のぷりぷりした食感に柔らかな旨味、もちろんエビやイカの間違いない美味しさがそっと押し寄せてくる焼そばになりました。
使っている麺はいつもの " 富士宮焼そば麺 " ですが、この蒸し麺の美味しさと食べ応えもこの美味しさに寄与していることは疑う余地もありません。しかしフツーはソース味でいただくところを塩味でゴリ押しする楽しみもまた愉快なのでありまして、こーゆー焼そばは盛夏のころにこそジッコーすべきだったよ…と今ごろになってハンセーするエロおやぢなのであります。
う~ん…それにしても切り昆布の威力ってスゴいもんですよ。
 
 

 
 
 
 

神無月の庭風景  夕暮れアネモネ


稀なことではありますが夕焼けにもならず蒼黒く沈んでゆく夕方もあります
陽も西の山に沈み辺りが薄暮のころになっても
アネモネさんは白くその花を浮きあがらせていますね
花芽もたくさんあるしこれからが本番です

神無月の庭風景 夕暮れアネモネ   Asahi Opt. Super-Multi-Coated TAKUMAR 55mm F1.8  SONY α7