日本酒の季節

かぶら寿司

若いころは燗をした日本酒を好まなかったものです。冷した日本酒を勢いに任せてぐい~っと飲るのがいいような気がして、ヌル燗とか人肌なんぞはどちらかと言えばキモチ悪くてダメでしたね。
ところがヒトの好みというものは年齢によって変化するものであることはよく言われていることですけれども、ムカシっから頑固な性質だったものですから、まさかテメーがそんな風に変化してゆくとは想像もできないわけですよ、あ~やっぱりエロおやぢもフツーのヒトだったんだ…と若干の落胆も感じますけどね。

かぶら寿司など日本酒の相棒たち   SONY XPERIA 5

このところ前述のヌル燗がよくなってしまいまして、文字通りぬるりとクチに含むあの感触と、日本酒の持つふくよかな香りや味を確かめるのが楽しくなってしまいました。
某日の相棒は知人が送ってくれた富山の『かぶら寿司』、焼津の『黒はんぺん』、母上の『寒大根の糠漬け』…役者は揃いましたね!
そして和食系酒肴劇場の監督総指揮は富山県砺波市の『立山』であります。『かぶら寿司』に合わせて購入したものではなく、たまたま当家にストックしてあったものですが、まあ何て都合のいい組み合わせだったんでしょうねえ…キリっと立ってくるとでも言いますか、辛口な風合いの中にも静かな旨味と香りが漂い、かぶら寿司の押し出しをふわりと受け止める柔軟性がいいですな。
あぁ、シアワセ。



とんしゃぶ

鍋料理にも日本酒は欠かせませんよね。そして呑むばかりではなく、鍋料理の調味料としても不可欠なものであります。一般的にフツーのご家庭では " 料理酒 " なるものを使われている方が多いようですが、たいてい塩分が加えられていたり糖類や酸味料が添加されているものが多くあまりお勧めは出来ません。

とんしゃぶ   AF-S DX NIKKOR 1.8/35G  Nikon D40

今は無添加純米酒も安価に入手できるようになりましたのでソチラのほうを使った方が雑味も少なく、せっかくの手作りお料理の美味しさをスポイルすることなく完成するので良いと思います。
 

さて、当家定番の鍋料理と云えば『とんしゃぶ』であります。秋口から春先にかけて月イチくらいで必ずジッコーするお手軽鍋料理ですな。
とんしゃぶ劇場のメンバーは不特定でありまして、まあその時が旬のヤサイたち…正直に申し上げますとテキトーってやつですよ。
ただレギュラー陣としましては豆腐・ゴボウ・人参・エノキ茸ってところですかね、これらを外さなければ安心して最後まで楽しむことが出来るでしょう。近年はそれらを全て細切りにして(豆腐を除く)ダダっとブッ込んでやるのでありまして、火の通り加減の均一性・食べやすさ共にカイテキな鍋ライフを送ることが出来るわけです。
 
昆布出汁に酒を加え、煮立てないように低めの温度…そう、80℃くらいかな…で豚肉やヤサイをしゃぶしゃぶします。こうすると豚肉が硬くならず、柔らかく風味豊かにいただくことが出来ますよ。

ニクやヤサイはプレーンな状態ですからポン酢しょうゆでいただきます。薬味としての刻みネギや新潟の「かんずり」は絶対に外せません。そう、劇場運営スタッフならば照明さんと音声さんみたいなものですね。
 
ガサっと掴んでドバっとポン酢醤油に突っ込み、ガバっと頬張りましょう…あ~サイコーでやんす!死ぬほど美味いっ!
 
豚肉の部位はロース・肩ロース・バラ…どれもそれぞれの特色があっていいものです。ただ出来れば国内産銘柄豚のほうが脂質に甘みと品格があって最後まで美味しくいただけるのではないかと思いますよ。
因みに当家に於きましては圧倒テキにバラ肉使用の頻度が高まりつつあります。齢八十も半ばを越した母上がそれを所望するのでありまして、やはりその柔らかさとか深い旨味甘味の虜となってしまうようなのですね。

お試しで鶏肉でやってみたこともあります。なかなかにさっぱりしておりソレもまた一興かと思います。鍋としての美味しさも豚肉に劣るとは思えません、ぜひ積極テキに導入してもいいのではないかと考えます。
健康上の理由で動物性脂肪分を控えておられる方ならば鶏の胸肉を使ってのしゃぶしゃぶもイケるのではないかと思います。ただ肉屋さんで鶏胸肉のしゃぶしゃぶ用は売ってませんからテメーで薄切りスライスするしかありませんけどね。そうそう、冷凍した鶏肉を包丁がやっと入るくらいまで解凍して薄切りにすると上手くできます。

まあ、いずれにせよ日本酒ですな。そして冷や(常温)のコップ酒…こいつにトドメを刺すのです。







クリック↓↓↓で応援をお願いします





初冬の庭風景  オキザリス


久しぶりの好天
すっかり弱くなってしまった初冬の陽射しを
メいっぱい浴びようとするオキザリスたち


初冬の庭風景 オキザリス   YASHICA AUTO YASHINON 1.8/55  SONY α7






朝霧ヨーグル豚のポークソテー

朝霧ヨーグル豚のポークソテー

ひと月ほど前、そう霜月の半ばごろにほぼ同じ位置・同じ時刻に撮影したフォトと見比べると、明らかに暗いのです。その分夕焼の色は濃くなっていて美しいのですが、そんな事よりも、もう早く帰りたくて帰りたくて仕方のないエロおやぢなのですな。まあアセっても仕方のないことなので安全運転で帰宅するわけです。
ところが師走ともなりますと皆さんみょ~に気が急いておられるようでありまして、モラルや法令遵守に反した行為をするドライバーも多く見受けられます。貰い事故に遭遇することなきよう、自己防衛も怠ってはなりませんな。

香貫陵夕景   SONY XPERIA 5

何故にそんなに早く帰りたがるのかと言いますと、先ず第一にシゴトそのものがキライってのがありましてね、ボクとしましては現場を出ることを " 脱出 " と呼んでおります、はい。
そして哀れな肉体労働者は帰宅後のゴールデンドリンクの一杯…きゅ~っと飲るアレですな…が何よりの楽しみなのでありまして、その一杯のためにイヤなシゴトに精を出しているというのも過言ではありません。

f:id:artfoods:20201213104147j:plain

一杯のアレを美味しくいただくための肴、これにも入念な準備をするわけでありまして、この日は朝霧高原で飼育される「朝霧ヨーグル豚」という銘柄豚をしっかり購入しておいたわけですよ。もう何度もこの駄文日記にしたためておりますから詳細は割愛させていただきますが、とにかく抜群の食味を有する豚肉であります。
ロース部分の切り身はソテーかとんかつのどちらかですね、慌ただしく帰宅してのことですからタタッと調理できるのはソテーの方でしょう、シンプルに塩コショウのみで攻めるわけです。

f:id:artfoods:20201213104320j:plain
朝霧ヨーグル豚のソテー   RICOH XR RIKENON 1.4/50  SONY α7

うわ~!予定通りなんですけど、やっぱりめっちゃ美味いのよ!
トロけるような脂質、ふんわりしっとりなボディー…最上等の豚肉だけが持つ旨味に満ちていて素晴らしい。あぁやっぱりコレにしてよかった!と思う瞬間であります。
ソテーはフライパンで行います。表面に焼色がついたらターンして加熱するわけですけれども、今回はちょっと実験テキにターンしたらすぐに火を止め、フライパンの余熱だけで調理してみました…保温のためにアルミフォイルを被せておきましたよ。

f:id:artfoods:20201213104211j:plain

思い描いた通りの結果に満足です、風味豊かで柔らかな肉質の朝霧ヨーグル豚の特徴を十二分に発揮できたかと思います、まあ自画自賛ってやつですな。今思い出してみてもまた食したくなるような記憶の反復…年末までにもう一度くらいオッケーでしょ…てなところです。
ワインコインの安物ワインが何倍も美味しく感じられるところもいい、あぁボクってハッピーな野郎ですね。購入してあった ボージョレ・ヌーボ 2020 を開けてもよかったかな~なんてハンセーもありましたけれど。




クリック↓↓↓で応援をお願いします





師走の庭風景  柏


年に四度ほど庭師さんが当家の庭を訪れます
年末は主に庭木の剪定作業なのでありまして各所スッキリとさせてくれます
盛夏の頃は青々と大きな葉を青空に向けていた柏も
この通り丸ボウズとなって冬を越すわけです

 

f:id:artfoods:20201213104415j:plain
師走の庭風景 柏   Nikon LENS SERIES E 3.5/75-150  SONY α7

 
 
 
 
 
 


f:id:artfoods:20081202141605j:plain

f:id:artfoods:20081202142609j:plain:leftたかみさん
丸ボウズの柏も毎年カメラを向ける素材ですよ (´▽`*)アハハ 植物なのに動物みたいだし…
余熱での調理は牛肉のステーキをはじめとしてどんなお肉にも応用が可能な方法です。比較的低い温度でゆっくり加熱されるのでタンパク質硬化が起きにくく柔らかくしっとりとした仕上がりになりますよ。
ぜひいちどお試ししてみて下さいな \(^o^)





あとだしジャンケン

きのこ蕎麦

青森県に居住する知人が " 天然きのこの水煮 " を送ってくれました。十月中旬から十一月初旬にかけて山野に自生するきのこ…つまり天然モノですな、それをある程度保存できるように水煮にしビン詰めしたものであります。

天然きのこの水煮

ビン詰めと云っても常温で長期保存できるタイプではなく「要冷蔵」となっていて、利便性よりも食味を優先させたものであることが判ります。
さて、こいつはどうやっていただくのが正解なのか…と無いチエを絞り出してみるエロおやぢではありませけれど、無いものは無いのでありまして温かな蕎麦のトッピングにして食すことくらいしか思いつかないわけです。

きのこ蕎麦   Nikon NIKKOR-S・C Auto 1.4/50  SONY α7

それでもいくら水煮だからと言って単純にトッピングするだけでは本当に美味しいものにはならない…そんな経験則がありますから、蕎麦の出汁でサッと煮てやることにしました。茹でた蕎麦に天然きのこ入りの出汁をダダっとかけてやるだけの事ですが、出汁にはきのこのトロミが薄くついて、これがまた堪らなくいいのですな、美味い美味い。
三種のきのこそれぞれの香りや食感の違いを感じながら、蕎麦と出汁に一体となって溶け込んでいる旨味をズズっと堪能するわけです、あぁいい感じです。いや~こんなゼイタクなきのこ料理は初めてであります。国産松茸?おとといやってきやがれ!てなもんだい、ボクにとってはコッチのほうが圧倒テキに愛情を感じるのよ。
これを食したのは初冬のころでありまして、きのこ各種も出揃ってしばらくしてから。しかも水煮ビン詰めを使って…なんて、まるで " あとだしジャンケン " みたいなズルさではありますけれど、美味いもんを喰いたけりゃ多少の狡猾さも必要ってことですな、うふ。

やなぎや フライボール

知人はかの地でムカシから愛されているお菓子も一緒に送ってくれました。高級だとかバエるなんていう類のものではありません、その名称は『フライボール』、シンプルで素朴な " あんドーナツ " でありますけれど、これがまためっちゃ美味いんだ!
昭和四年の創業当時から製造販売されている伝統菓子、地元の方々がこよなく愛する郷土の味…まさにそんな感じでしょう。同封されているパンフレットには「油菓子ですが、ちょっとした工夫でさっぱりとした仕上がりとなっております」となっておりまして、その " ちょっとした工夫 " というフレーズに思わず笑みがこぼれてしまうわけです。
ハデな部分はありませんがマジメで実直、しみじみと優しさが伝わってくるお菓子であります。青森の方々のお人柄が反映されているようであります。

お菓子工房 やなぎや
http://o-yanagiya.jp/




クリック↓↓↓で応援をお願いします





ご近所散歩


フェンスの向こうから「出してくれ~」みたいな椿さんたち
毎年こうして花を咲かせるバス会社の敷地です

 

ご近所散歩 フェンスの向こうの椿






f:id:artfoods:20081202141605j:plain

f:id:artfoods:20081202142609j:plain:leftたかみさん
鮮やかな椿はあちらこちらでよく目にします。雪の降る地方ですとより印象的な風景になるのでしょうけれど、温暖な静岡ではなかなかフォトジェニックなシーンに巡り合えません (=_=)
ビン詰めの食品って並べると楽しいものですよね~ (´▽`*)アハハ
 
 
 
 
 
 

師走の空とイタリアン

きのことベーコンのパスタ

夜明けも遅くなり気温もぐ~んと下降…やっぱり師走だよなあ、そして日が経つことの早さったらありゃしない。相変わらずシゴトは多忙を極めているし、テメーの野暮用も山積…この分じゃ大晦日と正月は明日にでもやってきそうなフンイキなのよね。

師走の空と柚子の実   SONY XPERIA 5


お天気のよかった休日、空を見上げると美しい雲が拡がっていました。イワシ雲と呼ばれる巻積雲ですな、澄んだ青空にゆっくりと流れてゆくイワシたち…キリっと冷えた大気がキモチいいのです。

そしてこの時期ともなれば当家の柚子の実はしっかりと色づき、その収穫を待っているのですよ。去年はズボラこいて放置しちゃったからなあ、今年はきっちり収穫して果汁や皮のグラニテなどその恵みを享受しようではありませんか。


   ◇      ◇   


キノコと言えば秋の食材でありますが、まあ秋は秋でいろいろと利用が忙しかったものですからね、今ごろになって定番のイタリアンに取り組んでみたりもするエロおやぢです。
そう、キノコとくればベーコン…そいつをパスタにフィーチャーしたひと皿は王道中の王道ではありますけれど、やっぱりこの季節には外すことの出来ないイタリアンなのですね。

きのことベーコンのパスタ   Arsenal V.I.Lenine MC HELIOS-81N 2/50  SONY α7

おっと、ちょい待って頂戴な…イタリアンならベーコンじゃなくってパンチェッタでしょ!

はいはい解っておりますのよ、おほほ。そりゃおっしゃる通りなんですけどね、哀愁のイナカ町ではパンチェッタなんて洒落たものは売ってございませんのよ、おほほ。だから若干邪道と呼ばれてはおりますけれどベーコンさんで代用させていただいておりますのよ、おほほ。でもねぇ、ただのベーコンさんではなくて、地元朝霧高原で作られている手作りの上等品ベーコンなのでありましてね、パンチェッタとはまた違うベクトルの旨味と香りがあるのでございますのよ、おほほ。たいへんに美味しゅうございますのよ、おほほ。何か問題でもありますか?おほほ。

あ~、本当に美味しいです。
無限に食べ続けていたいくらい旨いです、はい。で、出来れば白ワインもお願いしたいんですが…
あ…ダメ? はいはい、わかりました。わかりましたよ。




クリック↓↓↓で応援をお願いします






ご近所散歩  コンクリート壁の蔦


このコンクリート壁を這う蔦のフォトはもう何度も撮っている
でも見る度にちょっと感動するんだよなあ
だからついレンズを向けちゃうんだよね きっと来年も再来年も…
って笑わないでくださいな

 

f:id:artfoods:20201212044239j:plain
ご近所散歩 コンクリート壁の蔦   AF-S NIKKOR 4.5-5.6/70-300G ED VR  Nikon D300

 
 
 
 
 
 


f:id:artfoods:20081202141605j:plain

f:id:artfoods:20081202142609j:plain:leftたかみさん
パンチェッタ、売ってるには売ってるんですけど、カルボナーラに使う時のように短冊状になったものしか置いてないんですよね。
どうしてブロックでの商品を販売してくれないのか!と、ちょっと怒っているエロおやぢであります (´▽`*)アハハ
 
 
 
 
 
 

赤身ステーキの甘い囁き

ビーフステーキ on スキレット

焼肉はカルビ、ステーキならサーロイン…と相場は決まってはおります。あ、エロおやぢの嗜好の話ですよ、まあ世の中には様々な好みってもんがありますから、こんなチンケな野郎の意見なんぞドッチでもいいことですね、強く主張したり声高に吹っ掛けるなんてことは致しませんから、各人お好みの部位を好みのいただき方でどーぞ!ってカンジです。

ところが近年はヘルシー食のブームで…本来の健康志向でそうするわけではなくて、見ているとどうも異常なダイエット、つまり鶏ガラのようにヤセたいというバカみたいなスレンダー信仰とかカン違い美意識を求めてのことのように思えてならないのです…脂肪分の少ないニクの需要が高まっているようなのですな。
肉屋さんに行ってもやたらと赤身牛肉がアピールされておりまして、そんなに美味しくてカラダにいいのなら…と、ついその甘い囁きに乗せられてはテを出してしまうエロおやぢであります。
 

ビーフステーキ on スキレット   Asahi Opt. Super-Takumar 1.4/50 (8-Elements)  SONY α7

脂肪の少ない赤身肉は加熱し過ぎると硬くなってしまうことが多いので、ここはセオリー通りレアに仕上げてみました。提供は当家定番のスキレットを用い、冷めずに美味しくいただけるステーキを目指したのであります。調味は塩コショウのみ、やっぱりこれがニクそのものの美味しさが一番よく判ります。
おっと、けっこー美味しいですね。いつものサーロインとは全く別物で脂肪分の甘みやファッティーな旨味はほとんどありませんが、大陸的なお味とでも言いましょうか、私は今動物のニクを喰っている!という感覚をあらためて認識するわけです。

サッポロ黒ラベル Extra Malt

あぁやっぱりカルビやサーロインの方がスキだなあ…同じ低脂肪部位ならヒレの方が柔らかくてクセも少ないしさ。でもね、たまにはいいかな~とも思います。お味に物足りなさを感じたらフランス人みたいにバターで補えばいいんだし…ってさ、おいおい!それじゃ健康志向赤身のイミが無くなっちゃうじゃん。そんなジレンマを抱えながら右往左往する中高年ってのも笑えますな。
まあ美味しいビールでもきゅ~んと飲ってアタマを冷やしましょう。



クリック↓↓↓で応援をお願いします






でもやっぱり「甘い囁き」と言ったらコレですよね…



Dalida et Alain Delon   Paroles, paroles




庭風景  檀の実


紅い花のように見えるのは種子を包む「苞」というものです
花はとても白くて小さくジミなものが夏の頃に咲くんですよ
現在檀の葉はだんだん黄色味を帯びてきておりまして
年末年始の頃には鮮やかな赤に変化します

f:id:artfoods:20201206165016j:plain
庭風景 檀の実   Carl Zeiss G. Sonnar 2.8/90 T*  SONY α7

 
 
 
 
 
 


f:id:artfoods:20081202141605j:plain

f:id:artfoods:20081202142609j:plain:leftたかみさん
赤身肉の調理はタンパク質の分解と凝固温度の管理がキモになります…そのお話はまた別の機会に (´▽`*)アハハ
檀の紅葉は年末年始の愉しみでもあります。当家の庭の場合は夕陽が当たる時刻に美しく輝くものになります。過去に撮影したものを二枚ほどご紹介しましょう…。

f:id:artfoods:20200105103402j:plainf:id:artfoods:20200101094331j:plain
檀の紅葉 2019-2020   Carl Zeiss G. Planar 2/45 T*  SONY α7

 
 
 
 
 
 

シンプル&クイック

ホウレン草とベーコンのカレー

ホウレン草とベーコン…凡そ季節感には程遠いカンジがしますが、どっこいそのホウレン草にも旬ってものがあるのでしてね、ハウス栽培ではなく特に露地ものでは顕著に特徴が現れるってものなのです。

カレーの食材

寒さからその身を護るためなのでしょうか、肉厚でたっぷりと水分を蓄えたホウレン草は冬ならではの美味しさがありますね。先日もそんなホウレン草を農民市場で見つけたので即カゴと相成りました。
でもよく考えてみますとスグに使う予定もなく、そのままではせっかくの食感や栄養が失われてしまうわけでして、え~い鮮度の高いうちに茹でてしまえ!てなもんです。サッと湯がいておけば栄養価も閉じ込められているし、何に使うにしてもなにしろラクじゃありませんか。

ホウレン草とベーコンのカレー   Asahi Opt. Super-Takumar 1.4/50 (8-Elements)  SONY α7

カレーを作る段になりその茹でホウレン草が活躍します。買い置きしてあったベーコンのブロックをテキトーな厚みにカットしたらフライパンで軽くソテー、そこにザクっと切った茹でホウレン草とカレーソースを加え、ひと煮立ちすれば出来上がり…あら~めっちゃカンタン、しかもかなり美味いし…申し訳ないくらいシンプルでクイックなクッキングなのですな。

カマンベール王子様

デザートは聞き慣れないナマエのケーキであります。その名も「カマンベール王子様」…ちょっとおフザケがキツいんじゃないの?ってところですが、食してみれば大マジメに作ってあって美味いのよ、いや~ビックリであります。
一般の店頭販売ではなく、突然当家にやってきた訪問販売さんから購入したものらしいのです。母上もずいぶんリスキーなことをするものですが、きちんとした書類や連絡先も明示されていてひと安心しました。アヤシい商売や詐欺まがいが多い中、こうして実直マジメな行商をなさっている方もいるんだなあ…と感心すると共に、こうしたご時勢ですからねぇなかなかに逆風なのでは…と応援してあげたくもなるキモチになりました。


クリック↓↓↓で応援をお願いします





笠雲富嶽


朝は快晴スッキリな上空でしたが
正午前から笠雲モードとなった昨日の富嶽です
二重の笠雲の上にさらに円い雲が重なって面白い風景


0:47pm, December 05. 2020. @Fujinomiya-City

f:id:artfoods:20201206153425j:plain
笠雲富嶽   MINOLTA M-ROKKOR 2/40  SONY α7








f:id:artfoods:20081202141605j:plain

f:id:artfoods:20081202142609j:plain:leftたかみさん
見ましたよ、件のホームページ。なんだか変わったことばかりやってる企業みたいでさ (´▽`*)アハハ

ISPICE(株式会社アイスパイス)
http://ispice.jp/





スペイン料理

キノコのアヒージョ

スペインという国の文化が大好きです。料理、芸術、音楽…どれも素敵なものばかりで強い憧れを抱いております。
サルバドール・ダリ氏の美術館は絶対に行ってみたいし、アントニオ・ガウディ氏の建築もこの目で見てきたい。そしてアンダルシアなど地方の都市にあるバルでフラメンコを楽しみながら郷土料理を堪能したい。
狭いホールに響くカンテ、哀愁を帯びたギターの音色とフレーズ、パリージョとパルマが交錯する中に飛び交うハレオ…あぁ人生の縮図ではないか!な~んて宝くじにでも当選しなければ実現できない夢を想い描きながら、かの地の料理をひとつ作っては食すエロおやぢなのであります。

四種のキノコ

それは「アヒージョ」、このところ何故か流行ってるみたいですね。例の武漢肺炎の影響でおうちごはんをする方が多くなり、これまでスパニッシュ・レストランで食していたこのお料理が意外にカンタンなものであったことに気づいたニッポン人が多くなったのでしょう。
そう、オリーブオイルにガーリックなどの香辛料と様々な食材を浸し、小鍋で揚げ煮にするだけ…と云うレシピであります。ウルサいことを言えばいろいろありますけれど、まあ大まかにはそんなカンジでありまして、失敗が少ないのも人気の理由でしょうな。

キノコのアヒージョ   KONICA HEXANON 1.4/57  SONY α7

今回は四種類のキノコをアヒージョにしてみました。
いや~美味いです。死ぬほど美味いです。ずっと喰い続けていたいです。このオイルに溺れても構わないとさえ思います。出来れば棺桶にも一緒に入れて下さい…ってねえ、そんなことまで考えなくたっていーだろっ!なんですけどね、それくらいスキってことですよ。
パンとワインは必須です。むっちりと美味しいキノコの食感や香りを楽しみながら、冷えた白ワインでキュッと舌を引き締め、そこにキノコガーリックオイルをシミ込ませたパンを…あぁ、天国じゃないか。

DANCING FLAME 2019 SAUVIGNON BLANC


この際ワインのクオリティーはあまり気にしなくてよいでしょう、そこそこのものであればテキトーにしてオッケーです。でもやはりスペインかポルトガルの辛口白がよく合いそうですね。その息のかかったチリも選択肢に入れて構わないと思います、ドライなものであれば。

こいつを食していたら静岡市内にあるスペイン料理のお店にまた行きたくなってきました。年に何度かフラメンコのショウもレストランのホールで開催されているようでしたけれど、こんな世の中になってますから今はどうされているのでしょうかねえ。
パコ・デ・ルシア氏のギターを聴いたのはもう十年近く前の事…そろそろ機も熟してきているのかな、来年はアクションを起こそうか。




クリック↓↓↓で応援をお願いします





ご近所散歩


富士山のフォトを撮りに出たついでにご近所散歩
風が冷たいなあやっぱり
いつの間にか空き地に蔓延ってしまったススキの群落
そして朝陽に輝く雑草の紅葉

 
 

f:id:artfoods:20201206061100j:plain
ご近所散歩 空き地の紅葉   AF-S DX NIKKOR 1.8/35G  Nikon D40

 
 
 
 
 
 


f:id:artfoods:20081202141605j:plain

f:id:artfoods:20081202142609j:plain:leftたかみさん
" 働き者の漁師 " ですか…ぜひヒモにさせて下さい (´▽`*)アハハ
アルハンブラの思い出」はその昔サントリーウイスキーのCMに使われていましたね!当時のサントリーCMは佳作ぞろい、いい時代でした。
宮殿のあるグラナダ地方は陶器も素敵なものが多くて、ぜひゆっくりと過ごしてみたい場所です。


アルハンブラの思い出 (ギター名曲)  タレガ   Pepe Romero  Recuerdos de la Alhambra ( F. Tarrega)