キュービック・ソテー  

 神戸で購入してきた豚まんや宇和島のジャコ天などここ数日は珍しいモノばかり食べ続けていたが、家族から「しっかり肉が食べたい」という要望がありビーフのキュービック・ソテーを作ってみた。



 ビーフと云っても例の結着肉、多分お嬢ちゃまあたりが食べたいと言い出して買ってあったものだろう。
冷凍庫の一角に発見したコレで今夜の食事はゴーサインだ。
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 味付けはガーリック・オイルに塩・黒胡椒、仕上げに醤油をジューと垂らして出来上がりのシンプル調理。
ニンニクの風味にブラック・ペッパーの辛味が乗り、ビール好きにはこたえられないお膳立てだ。
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 肝要なのはオニオンリングである。新玉葱の季節なら問題はないのだがこの時期のタマネギは貯蔵モノで辛味も強い。
水にさらして辛味を抜くためには薄いスライスにする必要が出てくるが、それではあのポリッとした食感も楽しめないし、第一盛りつけトッピングしたときの剛性感もない。
 かといってそのままでは辛すぎてせっかくの料理も台無しだ。
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 このジレンマの解決方法はひとつだけある。あくまでもパリッとした“生状態”をキープしてのハナシだ。
「う〜ん、どーしても知りたいもんね♪」
という方はコメント欄にでも希望の旨をお伝え願いたい。
オニオン・リングの仕上げはオリーブオイルでのコーティングのみ。この方が肉の旨味をスマートにアシストするような気がする。

 
 とってもビールが美味しいのね…こーゆー料理は。
定量オーバーもやむなし、ってこのトコロずーっとそーなんですけど。