ランチは近所のパン屋さんで

　と云ってもカフェのようになっているワケではないので、買ってきておウチで食べるだけなのだが、オシャレなパンなど見つけてしまえばやはりちょっと気取ったセッティングもしてみたくなる。

　何度か日記にも書いているが、近所に美味しいパン屋さんがあるというコトはとてもシアワセなのである。
むろんご自身がパンを焼く技術や時間をお持ちならばソレが最上なのであろうが、あいにくとボクは持ちあわせていないのでご近所さんが頼みの綱となる。
　田舎暮らしの辛いトコロはシゴト帰りに駅のターミナルなどでさっと買い物を済ませて帰宅…といった芸当ができないことか。
何でもクルマに乗って出かけなければならない距離にあり、パン屋さんも例外ではない。
　実家の近くにお気に入りの店があったのだが、ソコも某新興宗教団体のヨコヤリで移転せざるを得ないハメに陥り、遠い場所になってしまったのが残念でならなかった。
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『GUCHIPAN』さんはシゴト場から歩いて二分、思いっきり走れば1分くらいで行くことができる距離。なおかつ「美味しい」のであるからボクにとっては誠に都合のよろしいお店で、昨日もいくつかのパンを買い込んでしまった。
　ソフトフランス風に焼き上げられた胚芽入りパンにはさまれているのは照焼きチキンだが、添えられているのはなんと根深葱。
パクリと噛みつくと甘辛いチキンのタレにジャリッとした葱の歯ざわり…もしかしてビールはもちろん日本酒にもオッケーなのでは…と思えるほどだが、焼きたてのパンの香りに包まれてジツにまとまりがよい。
　いつものドライトマト＆オリーブもいいのだが、コレも次に見つければ間違いなくテをのばすパンかもしれない。