(66) 『濃いやきそば弁当』


静岡に初めての空港ができたので路線就航先の物産がよく販売されるようになったが喜んでばかりはいられない。
県の空港運営は“予想通り”赤字計上され今後もソレは解消されないだろうことは想像に難くない。搭乗率補償などの経費増加が県民の重い負担となってゆく責任はいったい誰が負うのか…という質問を辞職した官僚系前知事に今一度お伺いしたいものである。
よそう、せっかくの“やきそば弁当”がマズくなってしまうではないか。濃い味の…と銘打ってあるワリには確かにそうであるに違いないものの無難な範疇に収まっているカップ焼そばなのね。本当に濃い味を求める向きには神戸のブラザーどろからソースといった超濃厚たまりタイプのソースをジブンで追加するしかない。
ただこの添付ソースは濃いだけでなくマヨネーズのような調味料も加えられていて、ファーストインプレッションよりググッと効いてくるボディブロウのようにコクが押し寄せてくるので、食す前からソース追加ドバッとイクのはやめておいた方がいいだろう。
このシリーズを食べる度に思うのはインスタントの粉末スープ付きというのは誠に有難いコトなのであって、サスガに“弁当”の名を語るだけのことはあるなぁ…なのである。



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