(190) 手堅くまとめた『黒い豚カレー焼そば』

ニッポン人は輸入文化を独自の伝統文化に融合させるのが得意だ。それは単にニッポン人の感性や生活に合うように工夫するだけでなく、そこからまた新しいスタイルやジャンルを創出するところが素晴らしいのである。

料理の世界でもそういった例はいくつもあるのであって国民食と呼ばれるまでになったカレーライス然り、ナポリタンスパゲティーの定着発達やもっと突き詰めてゆくとトンカツやコロッケなど洋食系だけでなくラーメンそしてカレーうどんなど古今東西のエッセンスを凝縮した美食ワールドが出現する。
そんな中で中華麺を洋風ソースで調味する“焼そば”もかなり独特なステータスを持った食べ物だと思うし、しかも全国各地にその派生型が地方色豊かに多数存在するところが興味深い。
ニッポン人が食べれば「純和食ではないけどなんだか美味しい」し、外国人が食べれば「こりゃニッポン独特の食べもんだよね」みたいなオリジナルなのであってとてもフシギな存在だ。ちょっと意味合いは違うけれどチューブ入りのマヨネーズがそのお味と共にニッポンにしか存在しない食品として大いに来日外国人の絶賛を浴びているのと似ているかもね。
そしてそんな焼そばにカレーフレーバーを施してしまうのもニッポン人なのである。もうムチャクチャと言っていいほどクロスーバーな食べ物がカップ麺であることもクレイジーでグレイトなのよね。


Asahi Opt.  Super-Takumar 2/55 ( Early Yellow Letter )  @ SONY α7

黒い豚カレーうどん』は冬場のシゴトめしでちょくちょくお世話になっているし、この『黒い豚カレー焼そば』もスーパーの店頭で見て知ってはいたけれど(あぁアレね…)てなカンジで、まあそのねぇお味の想像はつくから購入するってところまでは行かなかったんだけど、例によって物好きなシゴト仲間からの提供で初めて食すことになったのよ。
全く想像通り、このコースに投げれば奴はテを出してボテボテのセカンドゴロに仕留められる…みたいにズバリな的中なのである。しかし手堅くまとめてあるというかフツーに美味しくて(たまにカレー味の焼そばも食べたいじゃん)みたいに思ったときは決して後悔することのない選択肢だ。
ひとつだけ注文をつけさせてもらうなら「ニクはいいからもっとキャベツをたくさん入れて」かな。


マルちゃん東洋水産株式会社)
http://www.maruchan.co.jp/




クリック↓↓↓で応援をお願いします




急激な気温低下でケロ助も戸惑ってるに違いない
まあとりあへず元気みたいだからいいけど
ちょっと寂し気な表情が気になるなあ
あとひと月くらいかな、こんな姿が見られるのも



PENTAX MX-1






ムー吉殿
こんにちわ!
ヘビが逃げたのはムーさんの顔がコワかったからだろ〜(´▽`*)アハハ 身に迫る生物の煩悩ってのは本能テキにキャッチするものなんだよ(´▽`*)アハハ
以前にカマキリに捉えられて半殺しになっているカエル君を見たことがありましたが、カエル好きなボクとしてはサスガにそれはショックでした…