ウワサのアレを喰ってみた　すき家『食べラー・メンマ牛丼』

今や巷で大流行の“食べるラー油”、何にかけても美味しくソレナリな世界が作り上げられる。有名メーカーから聞いたコトのないメーカーまで多種の商品をアチコチで見かけスーパーでは廉売対象にまでなってきたが、火付け役の桃屋さんの製品は相変わらず品薄なようで、哀愁のイナカ町ではとんとお目にかかっていない。

ハヤリと云う事でコレを使った料理も雨後のタケノコのように提供されていて、和風の料理にまで使われるようになっているのには驚いたが、意外に美味いというハナシも耳にする。マヨネーズと一緒で何でも美味しく感じさせてしまう代りにソレが料理全体を支配してしまうのは否めないコトなのであって両刃の剣なのだな。
そう言えば昨日いつもの農民市場で「四方竹」という断面が四角い竹のタケノコが売られていたなあ…今時期出てくるモノなのかしら？　ってカンケーない話であった。
そう、その“食べるラー油”をフィーチャーした牛丼が大手牛丼チェーンのすき家さんで現在積極テキに販売されているのだな。店舗の周囲にハタめく幟も『食べラー・メンマ牛丼』一色となっていて、テレビのCMもコイツをコレデモカってカンジでプッシュしている。う〜ん、なんだか美味そうじゃん♪喰ってみたいじゃん♪行ってみようじゃん♪なのである。
注文したのは肉1.5盛の￥480にプラス￥70のおしんこ＆味噌汁セットだ。合計￥550でたっぷり牛肉のドンブリが味わえるのは有難い。
ラー油の辛味加減はホドホドで無難なセンで上手くバランスさせてある。メンマの質も上々でジツにいいカンジだし、いつもの醤油味の牛丼の具とは仲よくしていてアグアグわっしっし〜と喰ってしまった。そしてコイツは皿盛りにしてビールの肴にしてもイケるんじゃないか…などとついヤらしいコトを考えてしまうのね。
個人テキにはもう少し辛味が強い方が好みだが、必要なヒトはテーブルに備え付けの唐辛子を加えればよいだけである。う〜ん、美味かった。ただ夕方になっても一向にハラが減る気配がしなくて、けっこーなカロリー摂取だったのだなぁと実感するのであった。