あ〜食べたかったのよ!『函館竹田のイカ塩辛』

夏の終わりごろからイカの塩辛が食べたくてウズウズしていた。ところが行きつけのスーパーでは極端に大きなパックか高価な高級タイプだけでどうにも思うようなモノがない。

そんな時CO-OPの宅配カタログで見つけたのがコレだった。200g入りで¥280、数度に渡って食すには丁度よい量とお値段は即購入のアト押しをしてくれる。
いくらイカの塩辛がスキで食べたいとは言ってもそうバカスカ食べられるものでもないし、やはりタマ〜にちょっぴり…ってトコが奥ゆかしくつつましやかでイイのである。って、オマエにゃ似合わねえコトバだな!と言われそうだが「確かに仰る通りでございます、はい」とスゴスゴ引き下がるしかない。

本当は配達されたその日の晩酌の肴にしたかったが(待てよ、やっぱりコイツは炊きたてゴハンに乗せてばっくり♪ってのがイチバンだよなあ)と思い直してその日は抑制に努めた。なかなかにストイックではないか、ある楽しみの為に目先の欲望を制し、より一層のヨロコビに浸りたいという、まぁ言ってみればある意味マゾヒスティックな快感を追求しているとも解釈できるワケだ。
翌朝その他のオカズは無視してこのイカ塩辛にまっしぐらで挑んだ。あぁ待ちに待った瞬間だ。
新鮮なイカワタだけが持つ素晴らしい旨味と香り…甘くそしてまったりと舌に絡みついてくる海の滋味がゴハンをどうしてこんなに美味しく感じさせてくれるのだろうか。
平素はそう高価なコメは食していないが、運のよいことにたまたま新米の時期である。ツヤよくふっくらと炊きあがり「あ〜コレがゴハンってもんさ!」と叫びたくなる甘い味と香り…そんな新米にイカの塩辛である、何をか言わんやという事はワカるヒトにはワカるだろうなあ。
もちろんそのままでも美味い。が、ちょっと柚子皮の糸切りなどトッピングしてやるとソレだけで究極のイカ塩辛に変身する。ボクがやたらに高価なイカ塩辛にテを出さないワケをお解りいただけるだろうか。




株式会社 竹田食品
http://takeda.hakodate.jp/




☆ あ〜美味かった、満足満足♪
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最初は芙蓉だと思ったんだけど
帰宅して調べたら“山茶花”だったのよ
雌蕊や葉の形が全く違うのに、トーシローはコレだから困るね
でも山茶花って品種が多い上に似たようなものが多くてさ
だから正確な品種名までは特定出来ないんだな、う〜ん…



November 06. 2010. @KibuneJinja-Temple / Numakubo, Fujinomiya-City