いびつな『トリュフ』

トリュフ…と言っても世界三大珍味・高級フレンチの代名詞であるセイヨウショウロのフォトではない。今ではスーパーのチョコレートコーナーにも各種メーカー製が並ぶアノお菓子だ。
まあこのテのスイーツのウンチクはもっと詳しいお方もいらっしゃると思うのでソレはお任せして、ボクは本家のキノコのハナシをしようと思う。チョコレート菓子のトリュフを作ってみたいという方は下記のURLを参考にして下さいね。

基本のトリュフの作り方  http://www.choco-recipe.jp/milk/rcp/115.html

二色のトリュフ      http://www.choco-recipe.jp/milk/rcp/077.html

かんたんトリュフの作り方 http://chococo-web.com/truffe-a.htm


トリュフを最後に食したのはいつだったろうか、少なくともここ二年はその香りは楽しんでいないなあ。ソレに、より香りがよいとされる白トリュフというヤツに及んでは今まで一度も経験がない。
黒トリュフの何倍もするそのお値段がボンビー野郎にはテの届かない料理にしか使われないという所が口惜しいではないか。そもそもジブンでトリュフというモノを購入した事がないし、実際手元に届いたとしてもどうしたらよいか判らなくて右往左往するのはミエミエだ。
以前に食したのはビーフのフィレステーキの上にソテーしたフォアグラを乗せペラッペラにスライスした黒トリュフをトッピングした「トゥールヌド・ロッシーニ」というゼイタクな料理であって、ソレは蒲田の某フレンチレストランで大ミエっぱりなクリスマスディナーのメインとして楽しんだものなのではあるが、高価なワインやリッパなコースであったにも拘わらずなんだかやたらハラがいっぱいになっただけで印象は薄い。ボクの舌や鼻の力量が不足していたからなのか、それともお店が利益追求に走っていたのかは今となっては知る由もないが、少なくともその時のトリュフに特別な記憶は持っていないのである。
黒だ白だと騒いでいるうちはまだトーシローらしく夏トリュフ・冬トリュフ・秋トリュフ…それにインド・中国・砂漠で採れるトリュフなど、まあコレでもかと言わんばかりに種類は多いのだと言う。また夫々に香りや味わいに(当然のことながらお値段も)違いがあってトリュフマニアは血マナコになって追いかけるのだそうだ。
マツタケのように天然オンリーというワケではなく、フランスで出荷される黒トリュフの8割は栽培モノだと知り少し驚いたが、ソレを探し当てるイヌやブタの話、トリュフにまつわる小説や逸話などは枚挙にいとまがない。ソレだけ多くのヒトの心をとらえて離さない食材なのだろう。
残念なことにボクは未だそうした心境に至ってはおらず、まあ近くにある小さなシアワセとして国産モノのマツタケが喰いたいなぁと願っている程度である。いつ来るかもしれぬその時まではチョコレートのトリュフで…ってコトかな、今回食したものはキチンと整形せずにいびつなカタチのままま仕上げたお買い得版トリュフである。お味は全く一緒、いちおーフランス産だしね。




☆ 円高でかなり値下がりしましたよ(笑)
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今朝の富士山
低い雲に山頂を突っ込んでしまってます
夕方から晴れって天気予報、夕焼けはあるのか…



6:24AM, November 17. 2010. @Fujinomiya-City