モヤシ抜きには考えられない『味噌ラーメン』

ごくごくスタンダードな味噌ラーメンを作って食した。ニッポン全国に直営・フランチャイズの両方で多数展開する“味の時計台”さんの生麺セットがCO-OPの宅配で販売されていたからだ。

長年愛されているチェーンだけあってそのお味はサスガ!とうなるものがある。近年流行りのコテコテギトギト系のスープとは違いラードのコクを上手に活かしたお味の組み立ては大いに勉強すべしと心得る。
麺も重要で太くて縮れた濃い黄色のそれが味噌ラーメンには不可欠な要素であって、美味いスープとこの麺さえあればアトは刻みネギだけでも満足のゆく一杯が楽しめるというものだ。
ところがヒトはゼイタクなもので一度その快楽を知ってしまうと次々により深い快感を得ようと過激なスタイルに没頭依存してゆくものなのだな…ってラーメンのハナシですからね、カン違いしないで下さいよ。チャーシュー、メンマ、茹でタマゴ…スキなヒトはコーンやバターまでトッピングする。そして味噌ラーメンにはモヤシが欠かせないのはどうしてなのだろうとは思うが、とにかく美味いと感じるのだからあまり考えずともよいのではないか、人生とはそーゆーものなのだよキミ!とまた大袈裟なのである。シツコイか?そうでもないよな。
ところでモヤシを調理するにあたってあのヒゲ根というヤツを除去してやるとかなり美味しい料理に変身するのは解ってはいるのだが、コレがなかなかにメンドーなのである。中華料理店などではアイドルタイムに調理人が寄ってタカってポキポキと折り取ってはやっつけてしまうのをよく見かけるが、どうやらひたすら丹念にコツコツとそうした手段でやるしか手立てはないようである。
まな板の上にタタッと並べ揃えて包丁でイッキにザックリカットしてしまうという方法も試してみたが悪くはなかった。ただ手で一本一本ポキポキするのと時間テキにはそう変わりはなかった。要はドチラがその個人の精神面に於ける負担が少ないか…というだけのことのように思われる。
そんな障害を乗り越えて食す一杯の味噌ラーメン、寒い季節にはたまらない食事だ。焦がしネギ…いや、エスカレートしてしまうかな。




☆ クリックで応援をお願いしますm(__)m 「ブロぐるめ!」ランキングに参加してます〜





今朝の富士山
霞は残っていますがサーモンピンクの夜明けになりました



6:16AM





6:41AM, November 28. 2010. @Fujinomiya-City