続・秋のラーメン祭り(8-8)

  • 蕎麦屋のラーメンってどーなのよ… 生そば更科『カレー中華』

いよいよ“続・秋のラーメン祭り”も最終回、よく喰ったもんだぜラーメンばっかし。一週間に5回もラーメン喰ったって人生初かも。もし「いとう食堂」さんでラーメンを提供していたら日曜日を含めて7日連続…っておバカだよね。

そんなエロおやぢが祭りのフィナーレに選んだラーメンは、あの超有名ブランド松阪牛で有名な三重県松阪市にある「生そば更科」さんという蕎麦屋さんの『カレー中華』なのよ。いや〜遠かったし疲れた…ってウソですね、蕎麦やラーメンの通販もしているらしいけどボクが購入したのは「寿がきや」さんの市販品、全国麺めぐりの生チルド麺バージョンだ。
創業が大正14年という大変に歴史のあるお店らしいけど、当然のことながら中華麺やダシ・スープには相当なコダワリというか老舗ならではのノウハウで商品を提供しているのだろうね。うん、そーゆーことはそのお店だけでなく数多くの老舗で引き継がれている匠のワザとかね重々承知している。だから“蕎麦屋のラーメン”が美味い!ってハナシはよく聞くし一度食してみたいと思ってはいるのよ。
ところがさ、若い頃は蕎麦屋でラーメンとかカレーを注文する客をなんとなく蔑視するようなボクだったからね、そーゆーことをするには相当な勇気と決断を迫られるのだな。

いや解ってはいるのよ、だけど(蕎麦屋でラーメン?粋じゃねえなあ)みたいなミエとかタテマエに今だに支配されているような気がするし、だいいちせっかく蕎麦屋さんに来たんだからやっぱりその真髄メイン献立をいただかなくてはつまらないじゃないか…と従来の行為を繰り返してしまうのだ。それも悪いことではないけれど、もう時代も変わったんだしねココらでいっちょ飛び降りてみるのもいんでないかい?てなもんかな。
蕎麦屋で“せいろ”など手繰っていると漂ってくるラーメンのいい匂いとかカレーのスパイシーで刺激テキな香り…これがジツに悩ましいのだよ、あ〜ボクも喰いて〜っ!と叫びたくなるほど。だけどもうガマンすることはない、オマエはもっと自由に生きていいのだ。
さてそんな蕎麦屋のラーメン、しかも『カレー中華』というニッポン人の大好き定番料理であるラーメンとカレーを融合させたひと品。諸外国のヒトにはとってもエキサイティングなニッポン食だろうな、だけどムカシから蕎麦屋には『カレー南蛮』などそのテの食べ物が存在しているのだよ。こいつもまたたまんね〜旨さでトリコになっちまうってもんさ。う〜む脱線はしてないけど、なんだかとりとめのない雑談っぽいよね…元へ。
いつもなら食したことのないカテゴリだし老舗に対するリスペクトも含めてお店の提供レシピやメーカーさんの指定に従って調理を進めるのだけれど、今回はボクなりにちょっとアレンジしてみた。
具材のメインはモヤシだが、そこに人参や根深ネギの細切り、そしてチャーシューとメンマも短冊状の細切りにして合わせてみた。こうすることによって加熱時間が近似したものとなり食感や咀嚼過程に共通したものが生まれる、ここがキモなのよ。ちょー美味いぜ〜っ!
お〜っし、今度はぜひ蕎麦屋さんでプロフェッショナルなラーメンを…って、やっぱりまたフツーの蕎麦を注文してしまう気がするなあ。


生そば 更科
http://matsusakasarashinasoba.com/





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同時に買ってきたわけじゃないんだけどね
たまたま見つけたこのポテトチップス、ボクはヘンタイ系って呼んでるけど
期待していたホタテ味、逆にマユツバと思っていた松茸味
食してみれば全く逆の感想でさ…
でもやっぱりフツーのポテトチップスがスキ
しかも成形タイプじゃなくってナチュラルにスライスしてあるやつがいい