馬子にも衣装『富士宮やきそばプレートランチ』

焼そばだけ食べるのもなんだかなあ…とメについたものをテキトーにプレートにしただけである。ただこのお方のように「レンジでチン」というお手軽クッキングではなく、いちおー正統派の富士宮やきそばで勝負している。

B級グルメによる町おこしの代表テキ成功例として採りあげられることの多い富士宮やきそば(焼そばと表記しないのは地名+平仮名がセットになって固有名詞化しているからです)は、実際この町に来て焼そばを食してもそのことに気付きにくいかも知れない。
シャッターが閉ざされた旧く汚れた店が暗〜く建ち並ぶ商店街を知る地元の人間は、すっかり明るくなりやっとマトモな様相を呈するフツーの地方都市として追いついたこの町を見てその威力を実感することができるのだ。
ただこうした成功例はたまたまそうした条件(美味しい食事と周辺の観光、それらへのアクセスも含めて)が富士宮にあったからこそなのであって、付け焼刃で考案したB級グルメや観光資源もない市町村では難しいのではなかろうか、マスコミにでもアピールすれば最初は物珍しさにワンサカとヒトは押し寄せるかもしれないが、ただ単に「美味い!」というだけでは一過性のモノで終わってしまうのはメに見えている。B級グルメで町興し…というキャッチに騙されて商売上手なプロモーターに貴重な税金を巻き上げられてオワリという地方自治体を幾つも知っている。バカなことだ。
富士宮やきそばというのは本当にムカシから地域に根差した食品・料理なのであって、ごくフツーに家庭やそこらの食堂でて供されてきた歴史がある。特に気張った食材は用いていないので安価という部分も大きい。このところ後発組のB級グルメは価格的に問題のあるものが多すぎる気がする。
「ワンコインで喰えないような料理が“B級グルメ”と言えますか?」
ボクはそう強く主張したい。そりゃカネかければ美味いモノが出来て当たり前。しかしそこには歴史も精神も介在しない、在るものは金儲けの邪心だけである。
富士宮やきそばは安いお店だと四百円前後で食べられる。ニクやイカなどオプションを指定してもワンコインという処もあってジツに庶民テキな軽食なのだな。そしてその独特な食材を置いていないスーパーは存在しないところが本物のソウルフードの証だろう。




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今朝の富士山
グッと冷え込んだ今日は昨日の雪で裾野まで白くなっています
周囲の山々も冬らしい景色



7:15AM, February 13. 2011. @Fujinomiya-City












かぶちゃん
こんにちはりはりなべ!
なんとなく想像はつくんだけどね、こーゆー所で¥700って代金を取ろうとするヤツってロクなもんじゃないさ。誰も買わなきゃいいのに!って思ってしまうぜ(´▽`*)アハハ
富士宮やきそばってキャベツたっぷりが基本だから、必然的に結構なボリュームになるんだな。小さなパックじゃとても入りきるものではないのよ… そのお店って麺からしてアヤシいよね、多分。
オサダ屋えびす堂本舗」さんってオーナーが富士市出身なんですね、ホームページのフォトを見たけどちゃんと富士宮やきそばしてるじゃないですか。
都会で営業してるのにスープとサラダがついて¥500は良心的!(`∀´)☆
ボクは今日またフツーのラーメンを食べに行ってしまいました(笑)



梅成弟子丸さん
おはようございまめあじのからあげ!
B級グルメですからねえ… そんなに特別美味しい必要もないワケであって(笑) だってあんまり美味しいってもんじゃないところがいいんだから(≧∇≦)b
なんだかヘンな論理だなあ、う〜ん上手く表現出来ないけど…
歴史テキ背景があったり気候風土に深くかかわった食品が生き残ってきたハズなのですが、今の時代はそんなコトはカンケーないのかなあ…ちょっと寂しいキモチになってしまいますねえ。



う〜様
おはようございまてがいのしおやき!
そうなんです、インスタント食品はあまり凝った加工しないでそのままが美味いですよ。素のままのストレートな味がたまんなくイナタくていいんだにゃ〜(´▽`*)アハハ
あぁでも富士宮やきそばの場合は「ミカチャン」だけは必須アイテムですな(笑)