■ たまにはノン・ガーリック
エロおやぢの居住地は " 富士宮焼そば " のご当地でありますから、基本テキに焼そばと云えばソース味・富士宮焼そば用の特殊な生麺使用ということになります。だからといって特に不平不満があるわけではありません、食べ飽きしない所も件の焼そばの良い点ですから。
とは云っても、たまにはちょっと違った趣向で食生活に彩を添えてみたくなるってもんです。カレー風味にしたりケチャップ&チーズでイタリアンな感じにしてみたりと、これまでいろいろ楽しんできました。
まあドレもそれなりに美味しいものですが、ひとつだけ当家の定番メニューに加わったものが『塩やきそば』です。これもまた堪らなく美味いんです。キホンはガーリックや生姜を細かく刻みオイルに香りづけ、モヤシとニラでの中華料理スタイル仕上げでありますが、たまにはノン・ガーリックで和風に近づけたお味もいいものです。
麺はいつもの富士宮焼そば用の蒸し麺ですが、具材は白菜・青葱・ブナシメジ、そこになんと塩昆布!なんですね。これがいいシゴトをしてくれるのです、旨味・食感・見た目…どれもぐ~んとアップします。
味付けは塩昆布からの塩分もありますので慎重に、最後に隠し味テキなお醤油少々と酒で品よく仕上がってくれます。美味いなあ、ガサガサと食す昼めしにはもったいないくらい。