竹林でランチはセブンの『ジューシーソース焼そば』

竹林でランチ…　と聞けば「なんだかイナカ情緒豊かで楽しそうじゃん♪」と思われるかも知れないが、ジツは楽しくもなんともない昼めしなのであった。

「朝イチで筍を掘ろうぜ！」とか「掘りたての筍を先ずは刺身で喰ってよぉ、ん〜で次に丸焼にして醤油をちいっとタラしてさ、いひ♪」などというワクワクするようなお出かけでもない。
ただ単にシゴトで向かった先で昼時になってしまい（お家に帰ってからってのもナニだしさ、ハラもす〜んごく減ったからここらで喰って帰りたいんだよね）という状況に追い込まれたボクは、以前に富士山つながりのマイミクさんから「猪之頭のセブン（イレブン）で油っこい焼そばが売っている」と聞かされていたのをふと思い出して早速ゴーしてみたのね、いや〜在りました在りましたソレ。
もう百円加算すれば大盛もあったものの、ウマけりゃいーんだけどそーでない場合は最悪だし、だいいち最近は大盛など食してはモタレちまった悲しみに後悔するという経験が重なっていて、煩悩に走るエロおやぢもハンセーから生まれる修正行為をジッコー出来るようになってきたのだな。だからと言って人生に明るいキザシが見えてきたと云うワケではないのが哀れでもある。
一番安いお茶のPETボトルも併せて購入し、さあお楽しみの昼めしタイムなのである。折しもこの日５月18日はカラッと晴れ暑くも寒くもない心地よいお天気なのであって、いくらシゴトついでとは言ってもクルマの中で焼そばモサモサ喰うってのも消臭スプレー剤のテレビＣＭみたいでなんだかヤダなあ…なのである。

都会なら公園のベンチとかショッピングセンターの屋外共有スペースでといったステキなシチュエイションも存在するが、なにせイナカである。しかも猪之頭ってナマエからしてスゴいのよね、何と言ってもイノシシのアタマですから。
それに公園の一角でサンドイッチやフルーツサラダが入ったランチボックスやコーヒーなどのドリンクを拡げるのはとってもオシャレだけど、焼そばイッパツ＆最安お茶ってのは恥ずかしいではないか。やはりこの組み合わせは人目につかないイナカ某所でヒッソリと…というのが似つかわしい。
あったのよ、セブンからちょっと走ったところにそんな目的にピッタリの竹林が。ニョキニョキと新人のタケノコがアッチにもコッチにもカオを出していて、土産に掘り起こして帰りたいくらいだった。いけませんよ、竹林というのはたいてい個人の所有物なので、もしカッテにそーゆーコトをすると窃盗の現行犯でタイホされてしまうのだな。
あ、焼そばのハナシねえ…　ええソレナリの美味しさでした、ということでカンベン願います。

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