(167)ペヤング『たらこやきそば』

初めにお断りしておく。正直な話(あまり期待していなかったけど、やっぱりその通りだったよ)みたいなカップ焼そばなのであった。

何度もこのブログで書いているように「いや、決してマズいわけではないんですけどね」というフレーズを今回も適用しなければならないのは真に以って残念なことなのである。おいっ!たまにはイイ意味で裏切ってくれよ…と云う願いも虚しく、リピートしたのはオリジナルのペヤング『ソースやきそば』のほうなのであった。
う〜む、きっとこの商品も開発者の期待に反してちょっと在庫過多気味に推移してしまい、盆過ぎ或いは秋口には地方スーパーのレジ前のシマに山積みされては廉売される憂き目となるに違いない。オリジナルの『ソースやきそば』はほとんど廉売対象となることはなく、消費者がソレを望まなくとも高値取引されている…という市場原理そのものであるの対し、同社の新製品のほとんどがそのジジツを忘れてしまったかのような結果であることをどう考えているのだろうか。
なんてトーシローのくせにエラソな発言をしてゴメンなさい…なのである。もしかしたらこうした新製品はあくまでもオリジナル製品の引き立て役なのであって、ハナっから長寿商品を作ろうなんて思ってはいないさ…てなコトかもしれない。
う〜むソレだったらコンビニとかで¥150近い価格で販売するのはヤメて貰いたいなあ、人間誰しも“高いだけに期待しちゃったんだもんね”って思いもつい持ってしまうものだし、それは罪ではないでしょ。

なにしろこのパッケージデザインだ、たらこではなくTARAKOである。イタリアの国旗をモチーフにしたラインに重ねたシグネイチャー風文字、赤リボンに三ツ星…どう考えてもアルファロメオの国の薫り、ちょっと高級なブレラみたいにハイソ的イメージ作りが買う者の大いなるカン違いを引き起こすのよね。
しかしよく考えてみればインスタント食材として“たらこ”を使った商品をそのお値段で購入したボクが甘かった。“たらこ”は加熱料理の食材としてはとてもデリケートなもので、保存食としてはかなり扱いが難しいほうに属するのよ。匂いや鮮度感に安易な妥協は許されないのだな。
何度もこのテの商品には失望を禁じえなかったし、それだけに革新テキ技術の進歩とかについ期待してしまうんだけど…当分の間はダメなんですかね。



ペヤングまるか食品株式会社)
http://www.peyoung.co.jp/




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今朝の富士山
夜明けはモヤモヤながらも見えていましたが
夕方には雷雲まで発生して… それにしても暑い



5:04AM, August 11. 2013. @Fujinomiya-City