『麦とろ定食』のち極上スイーツ

ちょっとばかり食べ過ぎだった前夜のヤキニク。いつもは平素と同様に和風でキメて、そしてさらに欲張って洋食系にもテを出してしまうホテルのブッフェ朝食なのだけれども、この日はコレでお終いにしたのはやっぱりそんな影響があったのかなあ。


アルコールを摂取するとき以外は確実に食事の量が減っているエロおやぢ、先日迎えたバースデイもなんだかあんまり嬉しくないと言うかもう片手で数えられるほど年を経ればやってくる還暦という重いアニバーサリへのカウントダウンのほうが気にかかってシカタがないのだな。
さてさて朝めしもしっかり喰っていいお天気だし…やっぱ日頃の行いだよな…紅葉でも観に行こうというハナシになった。静岡県内の紅葉ピークは一般テキには11月にならないと始まらないのだが、ソコは長年の経験と知識で“ホントの絶景は10月中旬よ!”というポイントだって知っているのだな。ちょっと自慢気に披露してみようじゃないか、と安倍川の奥へ向けて出発なのである。


平地はまだまだ先のハナシでも、やはり標高数百メートルエリアになってくるとぼちぼち色づき始めた広葉樹がメにつく。いいぞ〜、いいカンジじゃないか!とズンズン進む。
ところが目的地まであともう少しというところで道を塞ぐように二人の警察官が立っていた。ヤマしいことはナニもしていないのでベツになんとも思いはしなかったけれど、どうも様子がおかしい。訊けばこの先はガケ崩れでクルマの通行は不可能なのだと言う。ただ彼らはそうした危険を周知するためにその場所にいるのではなく、そのガケ崩れの先にある家のお婆さんが行方不明になってしまって捜索している最中らしいのね、ご苦労さまです。だけどつまり結局ナニかい、ボクたちは引き返すしかないのかね。ひどく残念じゃないか、せっかくそんな山奥まで行ったのにさ。
そのままスゴスゴ退散するのも癪に障るなあ…と周囲を見回すと山梨県警駐在所の軽パトが停車していたのは“見神の滝”というちょっとリッパな滝の入口駐車スペースなのである。そしてけっこー紅葉もあるじゃないか、こいつは都合がいいぜ!と少しばかりその滝を眺めて帰った。
     ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 

紅葉モクテキの山梨身延街道経由で静岡安倍奥までのルート上なので、余った時間は山梨県方面で費やすしかない。ちょうど昼めしに近い時刻が迫っていた都合で鰍沢・あおやぎ宿へターゲット変更だ。


あおやぎ宿追分館やなぎ亭の料理『麦とろ定食』(¥800)はこの地域振興施設唯一のメニューだ。選択の余地はなくコレっきり。ただしその分コストパフォーマンスは抜群で内容から考えれば安すぎて申し訳ないくらいだ。
当然ちょ〜人気があって、売り切れや予約でお断りってこともしょっちゅうなのよね。ジツはこの日の同行者とは数年前に一度ココに来ているのだけれど、その時も団体さんに占拠されていてフラれてしまっていたのよ、へへ〜カタキは討ったぜ。


同施設にある古井戸の茅葺き屋根と門である。最初は門の周囲に咲く白い花に気をとられたけれど、古井戸の茅葺屋根に這う蔦が紅葉し始めていて、なんとも鄙びた風情に心奪われる時を過ごすことができた。


あおやぎ宿追分館やなぎ亭
http://www.shokokai-yamanashi.or.jp/~fujikawa/osusume/osusume_5.html


     ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 



帰路は朝霧高原の道の駅にでも立ち寄って土産ものでも算段しようかと考えていた。高原のウラ道をメガーヌ君で飛ばしながら途中にある瀟洒な建物をヨコ目に「ここが工藤夕貴さんの例のお店ね」と同行者に話すと「ぜひ行ってみたい!」とのご要望なのである、急いでターンだ。
以前に北陸のエロ将軍とココに来たことがあって彼女はソレをずいぶん羨ましく思っていたらしいのね、まあちょうどよく午後のティータイムなのでボクも喜んで同意する。久しぶりだな〜


注文したのはオーガニックのコーヒーとスイーツだ。全て有機栽培の素材を使用したものばかりで、この『ドライフルーツのパウンドケーキ』もジツにナチュラルなお味。と云っても物足りないような部分は全くなくて上品でありながら骨太でしっかりとしたお味という印象。美味しい!


もうひとつの注文は『ガトーショコラ』である。これはなかなか美味しいお店がなくて難しいケーキなんだけど、カフェナチュレさんは本当に悠々とソレをクリアしている。チョコレートの香りが素晴らしく(高級な原料をふんだんに使ってるんだろうなぁ)ということが容易に想像できる。


食べ終えたアトもディッシュからそのチョコレートの香りがいつまでも立ち上ってきて(絶対また来てやるもんね!)という強固な決意をココロに植え付ける極上スイーツ。ちょっとお値段はハイソ系だけど、充分にその価値はあるとアナウンスするエロおやぢだ。
営業時間や休業日が特殊なので同店のホームページなどで詳細をチェックしておく必要がありますからね、ご注意を。あ〜それからハイシーズンは避けたほうがブナンでしょうな。
今回もいい旅でした。お迎えしてくださった方々に感謝します。


Cafe Naturel(カフェナチュレ)
http://www.cafe-naturel.com/


Photographic Equipments:
INFOBAR A03
Carl Zeiss G.Biogon 2.8/28 T*
Olympus F.Zuiko Auto-S 1.8/38
Tamron A16
@SONY α7, NEX-7  Nikon D300




クリック↓↓↓で応援をお願いします