「え〜っ?! ブリって冬が旬じゃないの?」う〜む、確かにそうなのよね、厳冬期の日本海産ブリは脂ものっていてちょ〜美味いのだ。
客先のリッチな知人は年末にわざわざ富山まで行って正月用の寒ブリを購入してくるのが例年の行事らしいのだけれど「今年はカネ使ったなあ…」とコボしていたくらいだから、先シーズンの不漁高値はそーとーなものだったのだと想像出来る。
まあ幸か不幸かボンビなエロおやぢはそーゆーものに無縁なので、長崎など九州あたりの養殖場から運ばれてくるハマチ程度で満足しているのよね。ただ面白いのは養殖モノであってもやっぱり“旬”ってやつが存在するらしくて、確か昨年夏にスーパーの鮮魚コーナーには『夏ブリ!』と銘打たれて、冬のブリとはまた違った味わいの品が売られていたと思う。
KONICA HEXANON AR 1.4/57 @SONY α7
その違った味わいって一体何なの?だけれど、まあカンタンに言うとサッパリしてんのよ。適度に脂はのってはいるもののサラリとしていてシツコくない。ねっとりうっふぅ〜んと舌にまとわりつくような脂のコクを持つ寒ブリとは正反対の旨味が初夏のサワヤカな風を思い起こさせる…ってカッコつ過ぎた言い回し?でも確かに暑い時期はこのほうが美味しく感ずるのも事実でしょ。
そんな“夏ブリ”の切り身を母上が購入してきた。塩焼もいいけど、少し甘目の醤油タレに浸けて焼き上げるブリもたまらなく美味い。当然お供はキリッと冷やした日本酒だよね。
そう言えば今回のG7サミットでは公式晩餐会のアルコールに静岡県焼津市が誇る銘酒「磯自慢」が採用されたんだよな。ワインでもシャンパンでもなく静岡県産日本酒!しかも前回の洞爺湖サミットに続き二度目のエントリーだぜ。そしてニッポン側からの提案ではなく先方からのリクエストだったと聞いているからスゴイことだと思う。
いいねえ「磯自慢」、近いうちにゲットしてカツヲや夏ブリのお刺身で一杯飲ろうじゃないか…とニマニマと顔をユルめるエロおやぢである。
梅雨に突入したワケでもないのにこのところ雨天が続いている
そう、この時期の象徴テキな草花といえば紫陽花でしょ
昨日のニュースじゃ例年より早い開花ってことでさ
当家の紫陽花、トップバッターは「山紫陽花」ですね…
KONICA HEXANON AR 1.4/57 @SONY α7
開放F値1.4の標準レンズというのはカメラレンズメーカー各社のフラッグシップモデルであって、そりゃもうキアイというかその持てる技術の粋を惜しげなく投入して企業のポリシイとアイデンティティーの確立に努めたものなのである。
当然フォトというものに対する考え方や美意識の違いによって設計も変わるものなのであって、その生成画像の芸術性を優先するのか、それとも使用される用途や環境強度に耐性を持たせるのかによっても全く違った方向性の工業製品となるのだな。
KONICA HEXANON AR 1.4/57 @SONY α7
たかだか金属製の筒にガラス玉を詰め込んだだけのものなのだけれど、これがいろいろとイタズラをしてくれるので面白くてたまらない。確かに“よく写っている、撮れている”という観点だけで見ればドレもたいして変わりはなく一緒なんだけど、そこに個人の感情とか意識が介入すると全く異なる見方が生まれるんだよね。
KONICA HEXANON AR 1.4/57 @SONY α7
このコニカ・ヘキサノンのレンズはそうした工業製品としての科学的スペックはイマイチなんだけど、ジツに奥行きが深いというかアーティスティックな描写表現をしてくれるレンズとして異端の存在かもしれない。それだけに万能性はないけれど、このレンズにしか出来ないシゴトもあるのであってマニアは一目置いているのよね。
KONICA HEXANON AR 1.4/57 @SONY α7
オールドレンズとしてのタマ数は少なめなので高価かと思いきや、その強めな個性のせいか人気はさほどでもないようで意外に実勢流通価格はリーズナブルだ。実際ボクがヤフオクで落札した価格も¥5000ちょいなのであって、このズシリと重たい精密光学製品とのギャップに悩んでしまうのよ。う〜む、ちょっと嬉しいことには違いないんだけどねえ…