ヤル気と『天皿そば』

脳ミソがシビレるくらい暑い日々が続いた。炎天下のシゴトはやっぱりキツいよね…と休日ともなれば何もかもヤル気というものが失せ、冷房の効いた部屋でダラダラと過ごしちょっとでも疲労の回復に努めたいところではあるけれど、なかなかにそうも言ってられないのが人生なのだ。
テメーの用ばかりでなく母上の要望もあって哀愁のイナカ町にある農民市場に出かける日曜の午前。先日収穫した梅の実を梅干しにするため“シソっ葉”が要るのであって、そーゆーものはスーパーではなく農民市場が新鮮で安く良質なものがテに入るのは例年のことなのよね。出たついでにどこかで昼めしでも食して帰宅してもいいなあ…と思っていたけれど、農民市場ではその日に打った蕎麦がわずかに残っていてこれ幸いに購入したのである。


PETRI CAMERA  C.C Auto Petri 1.4/55  @SONY α7

毎朝打ちたて茹でたてを一定数だけ販売している関係か、その蕎麦はけっこー人気があってスグに売り切れてしまうのね。そしてそれはツナギをほとんど使用していないのだろう、時間経過するとブツブツに切れてしまう。だから蕎麦のお味と香りはフツーに販売されている“ゆでめん”としてはピカイチに美味いのである。
都合のよろしいことに農民市場ではお惣菜コーナーに野菜の天ぷら盛り合わせなんてものも置いてあるので、これらを併せて購入して帰ればテマヒマかけずにお家で上等な食事が出来るってものなのだな。今回は“天せいろ”でもなく“天ざる”でもない…無理矢理コトバを付与するとすれば『天皿そば』とでも言えばいいのかな。ぶっかけにするのではなく、ちゃんと蕎麦猪口にツユを準備して浸けながら食すのでこんな言い回しになってしまったけど、う〜んやっぱり違和感アリアリか。




クリック↓↓↓で応援をお願いします






今となっては非常にマイナーなブランドである「栗林写真工業=ペトリカメラ」はその独創テキなメカニズムやデザインと販売価格とのバランスが理解されず、生き残れなかったカメラメーカーさんなのである。元々は大正時代の創業なのであって戦後昭和の一時期は輸出主体でけっこーな利益をあげていたのに残念なことなのだな。


PETRI CAMERA  C.C Auto Petri 1.4/55  @SONY α7

PETRIのレンズは3本所有しているけれど、特にこの1.4/55は独特な描写で強い個性を持つものだ。絞り開放では各種収差の盛大なお祭り騒ぎなのだが、2段ほど絞ってF2.8程度にしてやると『天皿そば』のフォトのように合焦点はけっこーキリっとしてきて、まあ一般的には良好と言われるような画像を形成する。
とはいえ開放のF1.4でもデジタル画像を拡大してよく見るときちんと解像していてチャイナあたりのクズ製品とはステージの違うクオリティーを持っていることが判る。


PETRI CAMERA  C.C Auto Petri 1.4/55  @SONY α7

こうした描写特性も含め個性的なデザインからちょ〜熱烈なファンがいらっしゃるのも事実なのであって、ジツはボクもその方向に足を踏み入れつつあるような気がして仕方がないのである。まあ元来がメジャー嫌いの偏向野郎ってことは乗ってるクルマを見ればスグに解ることでしょうけどね、ずっとNikonしか使ってこなかったのが今となっては信じられないのである。ただ上質でスタンダードなNikonがいろいろな光学機器のベーシックな尺度となって身についているのだろうし、決して悪いことではなかったと思う。
ところでこのレンズ、実は2本目の購入品なのである。1本目はテメーで分解整備清掃をしようとして失敗、元に戻せなくなって諦めました。ヘリコイド機構までテを出したのが原因なのだな、以来もう少し単純な整備に努めておりますです、はい。
で、現在の2本目ね、上手いこと入手できたのは良かったのだけれど、絞りにクリックがないタイプだった。まるでシネレンズみたいだよね。それと最短撮影距離が0.6mってところも常用するに躊躇する点なのであって、この問題はなんとか工夫してクリアしたい…と思う名レンズなのである。







元ルーさん
こんにちは!
トラブルなど諸事情がありましてねえ、お返事が遅くなりました〜ごめんなさい。
マメですねえ、外車ディーラー巡り(´▽`*)アハハ キャプチャーに乗り始めてから、まだ2回しかキャプチャーとすれ違ってません…相変わらず珍車ですな、思い通りのクルマで満足でやんす(´▽`*)アハハ
PETRIのレンズ3本って、全部55mmで1.8と2と1.4でしてね(´▽`*)アハハ 違う焦点距離のも欲しいんですけど、タマ数が少ないうえに安くて状態の良いものは滅多になくてさ、ジレったい毎日です(´▽`*)アハハ