ブレない『トマトのサラダ』と『ローストビーフ』

どうしてもそう聞こえてしまう歌詞がある。プロコルハルムの「青い影」ね、教会のミサで演奏されるようなメロディーとそのオルガンの音色が荘厳で印象的なイントロの後に「空きっ腹に半ダンゴを」と訴えていて、緊張がいきなり弛緩するような感覚である。

一度この珍訳を知ってしまうとその曲を聴くたびに思い出してはクスクスしてしまうのだな。ただこの場合は外国語の聞き間違いなので嘲笑されることはないけれど、日本語の聞き間違いの場合は少々恥ずかしい思いをすることもある。
先日はデパートの洋品売り場の店員さんから突然「おなかすきました〜」と言われ、つい「そろそろお昼ですものね…」と答えたら「?」みたいな顔をされて、よく考えたらそのおねーちゃんは「おまたせしました〜」と言ったはずだったのだよね。
それからニュースで鹿児島県の「足クサ町」って聞こえたので(うっわ〜、エグいナマエの町があるもんだ…)と思ったんだけど、テロップを読んだら「芦北町」だったんだよ。困ったものですなあ、あら〜カン違い!ってな聞き間違い。まあ大きな事故につながるものじゃないからいいんですけど、やっぱりちょっとそんな風にブレまくりなジブンは許せないなあ。


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ひとつ信じられるジブンは「トマトをサラダにするときにタマネギとイタリアンパセリのコンカッセをオンすると非常に美味である」ことをブレずに実践できていることなのよ。モッツァレッラチーズとフレッシュバジルの『カプレーゼ』も美味しいけれど、コッチのほうがローコストでお手軽だしね。
そしてちょっと恥をかいたデパートで購入してきた『ローストビーフ』もいつも変わらぬお味で安心して食べられる。あぁ美味しいな!ブレがないんですよね、そのお店の商品は。
ただクチじゃ簡単に「ブレない」って言えるけど、けっこー大変で難しい生き方だよな。でもねえ、成功するヒトってのは頑固一徹・ブレずに進んできたか、またはその真逆で柔軟に対応してしなやかに命を積んできたか…のどちらかだよね。う〜む、ボクの場合は流されたりしがみついたり中途ハンパだったかなあ。




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夜明けのケロ助



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