猛暑対策

和豚の冷しゃぶ

西日本の豪雨、こんなに被害が大きくなるとは想像もしていなかった。あの日は確かに全国的な大雨の予報だったし、ボクの住むエリアもそういった予測通りかなりの降雨量だったけれど幸いなことに「スゴい雨だったねえ…」程度で済んだ。
ここ数年ニッポンを取り巻く気象は大きく変化している。それでも避難する間もなく襲ってくる洪水や土石流といった不測の事態をいったい誰が予測し警告できただろうか。国土交通省地方自治体の河川山林の管理基準は本当に厳格で余裕を持たせた設計にしてあることは仕事柄よく知っているだけに、そうした行政能力を超えた自然災害が発生し多くの人命を奪ってしまう結果になったのは残念至極なのである。
また発生した被害をリカバリーするこの時期に猛暑というもうひとつの悪魔がやってきて、身も心も弱り切った人々を更にイジメ倒していることにも言い知れぬ苛立ちを覚える。ジブンのことで精いっぱいなので復興ボランティアなどのお手伝いは出来ないし、どうか頑張って下さいとしか申し上げられません。
まあせめて健康な生活を確保して被災された方々をウラのウラで支えることくらいしか出来ないかなあ…ということで久しぶりに『豚肉の冷しゃぶ』を作って食した。動物性たんぱく質&ビタミンB6と野菜パワーの大量摂取で猛暑対策ですね、シンプルな柚子果汁のポン酢醤油でさっぱりいただきますよ。


LZOS  INDUSTAR-50 3.5/50  @ SONY α7

母上がお気に入りの豚肉は流通大手某Aで販売されている「うまみ和豚」(もしかしたらビミョーに違っているかもしれないけれど、まあこんなカンジのナマエ)なのであって、ほっくり柔らかで旨味と香りも程よくとても美味しい。
国内産豚肉の品質は近年驚くべき向上を果たしているけれど、それを追いかけるように輸入豚肉の品質だってなかなかのクオリティーだし、市場での実売価格は逆に輸入モノが主導権を握っていて消費者はかなりそこになびいている気配なのだな。

お値段で太刀打ちできないなら圧倒的な品質で勝負するしかない、そして付加価値を生むブランド戦略も大切だ。確かに国内の酪農家は厳しい状況にあるけれど、何人か知っている酪農家さんはとてもマジメで大きな夢を抱いて日々努力されているのですよ。
工業製品が主な輸出産業の我が国はソレと引き換えに各国の農産物を輸入する協定あるいは自由化を求められていて、そうした貿易企業に携わる知人もやはり何人かいるのでボクとしては双方の言い分を理解する必要があるのだ。まあいわゆる板挟み状態ってやつですな。
こんなちっぽけな中年オトコがジタバタ騒いでも仕方がないので、世の流れに任せてプカプカ生きてゆくしか術はないけれど、出来れば国産・輸入それぞれのいい点を生活スタイルやタイミングに合わせて自由にチョイスできるようになるといいなぁと思う。それは豚肉に限ったハナシではありませんけどね。
そんなコトを考えながら食後のデザートに『フルーツロールケーキ』を食した。パッケージのウラ書きを見ると原材料の半分ほどが輸入食材で、こんなところまで我々の食生活に影響を及ぼしているんだなあ…と複雑な世の中のシクミってやつを思い知るのである。う〜む、ボクは単純バカに生きているんですけどねえ。




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ベランダのケロ助


朝起床してベランダに出る窓を開けた
手すりのコンクリート基部にナニか緑色した円いもの…
ってケロ助じゃないか!
オマエはこんなところでひと晩じゅう遊んでたんかい



Nikon  EL-NIKKOR 2.8/50  @ SONY α7