■ 豚コマ炒めと粉ソース焼そば
一昨日「採れすぎちゃって困るの~」だったピーマンとパプリカを炒め物にして食した駄文日記を公開しましたが、採れすぎて困るくらいだったのでありますから当然一度で食べ切れる量ではないのですね、即ち第二弾を打ち上げなければならないのです。
彩りもキレイだし本当はもうちょっとオサレな料理…例えばスペイン料理のパエリア…なんぞ如何でしょうってなんもんです。イタリアンみたいに丸ごと肉詰めオーブン焼きってのもイケてますよねえ!
しかし、しかしなのです。疲労困憊、どろどろアセダラ・ホコリ泥土・ヘンな油や塗料とか化学薬品・有害な粉塵…そんなとんでもねえものたちにたっぷりどっぷり塗れてやっとのことで辿り着いた我が家です、シャワー浴びて例のエナジードリンクを飲っちまえば「あとはよきに計らえ」ってなってもおかしくはないでしょ、ハッキリ言ってヨッパでハラいっぱいになればあとはどーでもいいんです。
ところがですねえ、テメー独りならテキトーに済ませてオシマイ!ってカンジでもオッケーなんですけどね、同居する年老いた母の健康のことも少しは勘案しなくてはならないのでありまして、いえいえイヤイヤやってるわけではなくて、どちらかと云うと積極的にその生活必需作業をかって出ているわけですよ。責任とか生き甲斐とか様々な理由がありますけどね。まあテメーの楽しみも併願して…くらいに思っていただいてもいいのかと思います。
そんなピーマンとパプリカを使った料理です。やっぱりタタッと出来る炒め物になってしまいました、疲れたカラダとココロではこれくらいが限界です。年寄りには少しヘビイかもしれませんが、肉体労働者にはガツンと疲労回復メニューなのでもあります。
冷蔵庫に残っていた「マルちゃんソース焼そば生麺」はイナタい粉ソース添付なのでありまして、その芳ばしくスパイシイなお味の相棒としてピーマンやパプリカはなかなかに活躍してくれるわけです。モヤシ・ニラ・ネギ…そういったヤサイたちも必死に協力してくれるわけでありまして、なんだか単なる粉ソース焼そばの域を飛び出してしまった感じがするくらい美味いやつです。
そしてその合い盛りにした「豚コマ炒め」ですね、こいつにはタマネギだけが相棒です。隣国のタマネギ野郎はかなり自業自得なピンチみたいですけれども、当家のタマネギは質素で身の丈に合った生活をしてきたのでシアワセな最期を遂げることが出来るようです。
輸入食材には経済協定に基づいた政府間の交渉や約束事などいろいろな要素が絡んで難しいものもありますけれど、今回の豚肉はなんとフランス産なのでありました。テメーの乗っているクルマの製造国なのでなんとな~く親近感はありますけれど、購入動機は何と言ってもその安さでありまして100gで¥100を切った価格で販売されていたものです。
あまり期待してはおりませんでしたが、まあ何とこれが柔らかくて美味いのなんのって!本当に旨いんです。
たまたま偶然ってこともありますので、後日同じものを購入して試してみましたけれど。その美味しさは全く変わりはなく大いに満足なのでありました。へえ~フランスって豚肉も美味いんだ…と新たな発見なのですよ。
採れすぎちゃって困ったピーマン&パプリカのオカゲでいろいろなことに気づかされたり知ったりしたのでありまして、まあ人生ってのは最後まで勉強ですよね、エラソに申し上げますが。