カフェ食堂のヒルメシ

ベーコンとアボカドのペンネグラタン

長かったナゴヤ生活にもひと区切りつける時が来ました。そんなワケで利用してきた宿舎の片付けとかシゴト関連の後始末やら静岡での新現場準備…といった雑事に激しく追われた11月の最終休日なのです。
茶店の " モーニング " は喰いまくったし " 名古屋めし " もほとんど網羅したくらい好き勝手ヤリ放題でしたが、そんな休日にはサスガにちょっとフツーのめしも恋しくなってきて「カフェ食堂」なるコンセプトを掲げているお店に行ってみたエロおやぢであります。

場所は日常的に利用していた名二環の通る大治町名古屋市に隣接する町です。美味いランチがいただけるということ以外は事前情報ナシで挑んだわけですが、行ってみるとその店内はこんなカンジなのでした。

おおはるカフェの店内_191124 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

おぉ~、オサレ系のカフェとは少しフンイキが違っておりまして、ちょっと雑貨屋さんみたいなイメージがあります。やつれた中年オトコには確かに似合わない空間ではありますが、大学生の頃だったらこーゆーお店にハマったんだろうなあ…なんて遠い目で見たくなるようなユニークさがあります。

インテリアやメニューボードなど

ランチのメニューは黒板にチョーク書きされたものが無造作に置いてある(風な)ディスプレイ、そしてランチではなく堂々「ヒルメシ」とバ~ンって謳っているところが来訪者のココロに響くのよね。
お値段は全て千円台前半と絶対テキ価格は低くはないけれど、高いか安いかは食すヒトの感性次第ですからね。ボクはその中からショートパスタのお料理『ベーコンとアボカドのペンネグラタン』ってものをお願いしてみました。

おおはるカフェ 『ベーコンとアボカドのペンネグラタン』

丁寧に調理しているのか、そうパパッとカンタンに提供されるわけではないようでして、世間一般的な基準ではやや待たされ気味な時間が過ぎては行きますけれど、ミシン台をテーブルにしてあったりポップでカラフルな60~70年代グッズを眺めていればそんな時間はアッと言う間に消去されてゆくものです。

プレートの面積の半分を占めるグラタン皿にはトーストしたバゲットが二枚添えられています。
そしてプレートの空スペースにはひじきと根菜の煮物小鉢、レッドキドニービーンズやコーンの穀類、レタスと千切りキャベツ、キュウリやラディッシュのスライス、豆苗、トレビス、ヤングコーン、人参ジュリアンのあえもの、パプリカをあしらったポテトサラダ…とヘルシーなヤサイ料理がぎっしり!いや~スゴいボリュームですねえ。
しかもドレをとってもフレッシュで美味しいものばかり、これはメイン抜きでも基礎評価点が高くなるってもんです。
そして肝心なグラタンです。ペンネはボクが好むショートパスタのひとつではありますが、なかなか外食でいただくことのないものでして、いったいどんな風に料理してくれるのだろうか…と楽しみにしておりました。
うわうわうわ、こちらもスゴいことになってますねえ、ペンネはもちろんですがアボカドやベーコンがゴロゴロたっぷり入っていて、けっこーがっつり喰う最近の若い女性でも満足なボリュームに仕上げてあるのです。
クリーミイなベシャメルソースに優しい酸味と甘さのトマトソース、焦げたチーズがピシッとシメてくれる逸品であります。次々にフォークで突き刺してははふはふと喰い続けるエロおやぢ、額にはアセがタラ~リ…メガネも曇ってきたりしちゃってますがそんなことはお構いなしで、いや~美味くて美味くて何なのコレ!?みたいに狂い食すわけです。


参っちゃいましたねえ、美味過ぎました。確かに¥1350というお値段はちょっとゼイタクなランチかも知れませんが、この内容ならば大いに満足であります。スイーツや季節のドリンクも充実していて、どちらかというとデートに利用するお店というよりは家族連れとか息の合うナカマとの楽しい語らいランチに向いている感じでしょうか。
店内は70~80年代のアメリカンポップスなどが主体のBGMが流れ、お洒落な雑誌や情報誌がたくさん揃っているお店です。とにかく明るくて楽しくて美味しい…こんなお店でリラックスする休日もいいものです。

MINOLTA M-ROKKOR 2.8/28 , 2/40
SONY α7
RICOH THETA SC


カフェ食堂 おおはるカフェ
https://www.ooharucafe.com/
愛知県海部郡大治町大字八ツ屋西田面 59-1
TEL=052-485-8658
ACT=10:30-17:00 ( 週末は -22:00 ) 火曜定休
※小学生未満の子供の利用は不可


クリック↓↓↓で応援をお願いします





茜富士


朝は小雨模様の曇天だったけれど
日中は快晴となり気温もぐんぐん上昇
おかげで日没時まで若干の霞が消えなかったせいか
紅くなり切らない茜富士に

4:27pm, December 14. 2019. @Fujinomiya-City


f:id:artfoods:20191214165732j:plain
Nikon Ai-S Zoom-NIKKOR 4/80-200  SONY α7