■ カフェみたいな店内でいただく中国料理
ここひと月以上ラーメンを食していませんでした。そりゃ当然の如く例の症状が顕れてしまうってもんです、もう「喰いて~」と思ったらどーにも収まるところを知らないのでありまして、休日ともなれば前夜からソワソワと「ドコでラーメンをいただく?」ってことで頭がいっぱいになってしまうエロおやぢなのよね。
いろいろ候補は上がってきましたけれど、よく考えてみれば自宅からクルマで5分程度の近距離に評判のよろしい中国料理店があるのですな、それがこの「白珍(パクチン)」さんなのです。
白珍の店内_191214 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
白いウォールにダークブラウンの基本インテリア、棚に並んだ茶葉のガラス容器やレトロなペンダントライトがオサレ系カフェのような雰囲気です。店内各所は清潔に保たれていますし客席の間隔も広めにとってありますので頗るカイテキ、なんだかワクワクしてきます。
メニューブックにメを通すと食事メニューはひと通りありますが、それほど多種多様というカンジではありません、代表的な中華料理にポイントを絞って選んであるようです。
つい浮気をしたくなるようなお得ランチメニューもありましたけれど、やはりここは初志貫徹…ラーメンをターゲットに注文することにするのです。
そして同行のオババ母上はスタンダードな醤油ラーメンにしましたが、ボクはちょ~久しぶりな『担々麺』です。
どうですか、この品の佳い姿…嗚呼、麗しの " 担々麺 " さま!ってカンジです。そしてお味はエクセレント、ゴマの風味とスープの旨味がファットなのに雑味がなくスッとクチに拡がり喉を通ってゆくのです。ジツに味わい深く美しい食味…これは極上の担々麺ですな。
そのスープや具材はもちろんですが、麺そのものの美味しさも特筆に値するものでしょう、いや~参りました。担々麺はソレナリに辛いので「アセかきエロおやぢ」は流れ出す汗をハンカチで押さえながらハフハフずるずるを止められないのですよ。
因みに…と母上が食した醤油ラーメンのスープもひとくちいただいてみましたが、これはスゴい!と感動するお味です。困りますねえ、なんだかハマっちゃいそうな気配です。開店直後から満席なのも非常によく解ります。
食後にはお店手作りの『杏仁豆腐』をいただきました。添加物や香料を使わずホンモノ志向の製法で作っているというこのデザート、お味の濃い中華料理のシメに食すにはサイコーですね、絶対に外してはならないメニューかと思います。
もうひとつ記しておきたいことがありまして、それはこちらで提供している中国茶の種類の多さです。ポット提供なので数人でシェアすることも可能ですし、お値段もリーズナブルな設定になっていて、次回の訪問時には必ずいただいてみようと思っております。
◆ 中国料理 白珍(パクチン)
静岡県富士宮市小泉 333
TEL=0544-66-6229
ACT=11:30-13:30 / 17:30-20:00(スープがなくなり次第閉店) 月曜&金曜定休