タコのカルパッチョ

本来は正月にでもいただこうと思っていた蒸しタコ、いくら冷凍してあるとはいえ早く食べた方が美味いに決まっていますからね、先日意を決してカルパッチョにしてみました。
そんなに難しいわけでもないのですが、ただちょっとだけメンドなのでついつい後回しにしがちな料理でもあります。香味野菜を細かく刻んだりベースとなるドレッシングソースの甘辛加減などに神経を払ってさえおけば、たいていは極上の美味しさにありつけるってものです。今回はタマネギやトマト・パプリカ・ピーマンそしてガーリックをコンカッセし、オリーブオイルに塩コショウと少々のハチミツで調味しました。

タコのカルパッチョ   Nikon Ai AF MICRO NIKKOR 2.8/60  SONY α7

レモンのスライスと共に皿に盛りつけしたらパセリのコンカッセと粗挽き黒コショウで仕上げれば完成。よく冷やしたスパークリング白ワインがあれば申し分ありませんね、タコ殿の育ったモーリタニアに乾杯です。
あぁ…美味いなあ、単なるアンティパストとしての位置づけではもったいない。

ところで世界でも有数のタコ好き民族・ニッポン人ですが、件のタコの自給率は30%程度だと聞きます。残りは海外からの輸入に頼っていて、アフリカ大陸の西に位置するモロッコモーリタニアが主な輸入元です。
残念なことにかの地でも乱獲や密猟が祟って漁獲量が減少、つまりこれまでは安かった輸入タコも高騰する一方ということで、先々に心配が待っている状態です。どうか庶民の味方であるタコまでもが高級食材にならないことを願ってやみません。


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冬の庭風景


小寒の 庭に残りし 夏の夢


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冬の庭風景   KONICA Zoom-HEXANON AR 4/70-150 SONY α7
 
驚くべきことはこのセミたちが巣立ってから何か月も経過しているのに、その抜け殻が間もなく大寒を迎える庭の木に未だ残っていることです。激しい風雨にも耐えてよく…と感心するのであります。
大っキライな夏ですが、なんかこーゆーものを見ると懐かしいような恋しいようなフシギな気分になります。