■ 豚ロースの「冷しゃぶ」
ムカシと大違い
エロおやぢがコドモのころ、牛肉は高級品で庶民は専ら豚・鶏・羊・鯨といったところが主流だったと思います。まあ西日本では牛肉食がフツーなのでこの定義に非ずでしょうけれど、少なくともボクが育った北海道釧路ではそうでした。
今はこうして生まれ故郷の静岡に暮らしておりますが、やはり育った環境によって形成される生活習慣は大きいもので、当家に於きましては牛肉食よりも圧倒テキに豚肉食が多いような気がします。
そんな豚肉の品質は近年目覚ましいものがありまして、特に国産豚肉のそれはムカシと大違いなのであります。ブランド豚でなくともケモノ臭さなんてものは全く無いし、脂も低い温度から溶融するのでとても美味しいものです。
もっともFTAやTPPによって海外から安価な豚肉が輸入されるようになった現在、畜産農家さんもウカウカしていられませんな。しかも欧米諸国でも豚肉の品質改良がかなり熱心に行われ、食味や外観を含めた研究をも国家機関が推進しているというから、これは " ニッポン国内産 vs 輸入モノ " という構図よりも、もっと相互にインターナショナルな闘いのフェイズに突入しているのでは…と思えてくるのです。
しっとり柔らか…国産豚ロースの「冷しゃぶ」
まあそんな難しいハナシはどっちでもよくて、件の国産豚ロース肉しゃぶしゃぶ用を購入してきたエロおやぢであります。
このクソ蒸し暑さのなかで「しゃぶしゃぶ」ですか?…って違います。そりゃ夏ですからね、スカッと「冷しゃぶ」ってもんでキメるのです。高級な飲食店ではしゃぶしゃぶ用の湯にまでダシを使うらしいのですが、エロおやぢに言わせればナンセンスの極み、そんなことしなくたってニクやヤサイの旨味が湯にシミ出て美味しくなるってもんですよ、そこの板さん。しかも『冷しゃぶ』の場合は加熱したあとに冷水に晒してしまうのでヨケーにカンケーなくなってしまいますね。
それよりも豚肉をくぐらせる酒入湯の温度は70~80℃程度と低めに抑え、ややピンク気味程度でササッと行うことと、あまり冷たい水だと脂がねろねろになってしまうのでこちらもフツーの流水で粗熱を取る程度に抑制しておくことの方が大切かと思います。
冷たい料理と食事の涼感は付け合わせのヤサイやタレ(ポン酢醤油など)の温度に依存させればよいのです。
あぁ美味いです。
しっとりと柔らかな食感、静かな旨味…あぁ国産の豚肉にしてよかったと思う瞬間であります。以前はやれモミジおろしだのゴマだれだのといろいろ準備したものですが、近年はごくフツーの柚子ポン酢醤油に刻みネギって組み合わせオンリーです。たまに新潟の「かんずり」を使う程度、もうそれ以上は必要を感じなくなっているからであります。美味しさのミニマリズムなんて大層な名分を唱えるつもりはありませんが、小手先の美味しさよりもメイン食材のクオリティーと管理に神経を払った料理の方が美味しく感じるのです。若いころには出来なかった行為かも知れません。
そんなワケでミもココロも満足したはずなのにねえ、どーしても食後に…と云うかヨッパで寝る前になって…アイスが食べたくなっちゃうのですよ。あ~カラダによくないと思いつつ、夜アイスのスパイラルから脱却できないエロおやぢであります。
あ、でもこれティラミス風クレープアイスね、めっちゃ美味かったんです。う~ん、ハンセーしてないなオマエ。
■ 雨の庭風景 桔梗
桔梗の花蕾が膨らんできました
開花寸前ってやつです
でもねえ いつも思うんですけど
このバルーンみたいな姿
ちょっとバカっぽいと言いますか マヌケ感ありありかと
たかみさま
ツンデレ系ねえ…(´▽`*)アハハ 確かに。ヒトそれぞれに感じ方って違うものですよね、思わぬ感性や表現に目を覚ますこともありますし。
それにしても今は " かたくなな「乙女」 " って滅多にいなくなりましたよね、それとも根性が腐っていて気が付いていないだけなのかな?(´▽`*)アハハ
たかみさま
そういえば桔梗のつぼみって「ちょうちんブルマ」に似てませんか?(´▽`*)アハハ
十和田湖畔のそれは高村光太郎氏の作品ですね、ニッポンで一番有名な「乙女の像」。それに肖ったものなのかは判りませんが、全国に「乙女の像」って、いったいいくつあるのでしょう。
釧路の幣舞橋には四つの裸婦ブロンズ像がモニュメントとして設置されていますが、高校生の頃はずっと「乙女の像」だと思っていました。正しくは「四季の像」、ヘラヘラと生きているエロおやぢの原点みたいなカン違い/(≧△≦)ヽ