■ あると便利なトマトソース
とっても " とんカツ " の好きなエロおやぢであります。厚切りにした豚ロースを粗いパン粉で包んで揚げ、熱々をカラシと甘くてスパイシイなフライソースで食すあの快感!もうたまんないっすねえ。よくクチの中もヤケドします…ってのはナイショにしておきますけれど、まあそれくらい慌てて喰いたくなるほど美味いってやつです。
千切りキャベツやケチャスパとかマカロニサラダあるいはポテサラといったものを添えてあるのがニッポン料理としての " とんカツ " でありますが、同じ豚肉のパン粉揚げでも国が変われば添え物だけでなくソースにもその国の食文化が現れますよね、イタリアではやっぱりトマトソースです。
薄切りにしたニクを叩いて拡げ細粒のパン粉で揚げるところまではウインナーシュニッツェル(ウイーン風カツレツ)一緒ですけれど、そこにトマトソースを合わせて食すところがイタリアらしいじゃありませんか、その名も『ミラノ風カツレツ』。
ボクもたま~に作ります…って今回はホンマお久しぶりどすなあ、おおきによろしゅう…う~ん、なんのこっちゃわからなくなってきましたけれど、まあそーゆーことです。
このお料理のキモはトマトソースでしょう、こいつが美味くないとパン粉をミキサーで細かく挽いたり豚肉をトントン叩いて破れないように薄く拡げるあの努力が水の泡になってしまいます。
ボクの場合は水煮のホールトマトを手で粗く潰し、ガーリックのスライスやブラックペッパーのミル挽きと共に煮込み詰めてやるだけですが。他の料理に使うこともありますので塩分はお味を調える程度、用途に応じてその濃度調整を施す方が応用範囲が広くなります。
いや~揚げたての " とんカツ " にこのトマトソースって美味いものですよね!やっぱりイタリアンってカンジになります。赤ワインでも白ワインでもイケますけれど、ボクはスパークリングの白が一番なんじゃないかな…って思いますよ、ボトルラベルのフォトを撮り忘れましたが。
どうせですからこのトマトソースはちょっと余分に作ってストックしておくと便利です。ちょいとオレガノを足してピッツァソースにしたり、タマネギやベーコンを加えてスープベースにしたり…あると便利なトマトソースですね、そしてそのヒトの食生活に合わせてどんどん変化させればいいと思います。
■ 庭風景 梅の新枝
梅の実は順調に成長しておりますけれど
この時期にはその新枝も空に向ってぐんぐん伸びてゆきます
先端の葉が赤いのが特徴でイエローを経てグリーンになってゆくグラデーションが美しいのです
せっかく成長したのに申し訳ないことですが
実を収穫したアトにこの新枝はバッサリ切り落とされる運命です