遠州夢咲牛のハンバーグ

主役を引き立てるガロニとは

トナリ町のちょいハイソ系スーパーでは以前から " 県内産和牛を使った生ハンバーグ " を販売しています。レギュラーの生ハンバーグも大変に美味しいものですが、和牛を使ったものはより一層リッチなお味となっていてジツに嬉しいものです。
静岡県内では何種類もの黒毛和牛…知っているだけで5種ほどあるかな…が飼育出荷されておりますので、件の生ハンバーグも数バージョン存在します。そのスーパーに行く度に違うものが売られておりますが、同時に異なるブランド牛があることはなく選択肢はレギュラーかいづれかの和牛入りかの二者択一です。

遠州夢咲牛のハンバーグ by しずてつストア

今回は「遠州夢咲牛」という文字通り遠州…県西部、浜松・浜名湖の周辺地域…で飼育される高級ブランド牛であります。これまで何度かそれをいただく機会がありましたけれど、いや~本当に美味しい和牛ですよ。高価なので滅多にクチにすることはありませんが、ナニかの機会には積極テキにチョイスしたい優秀さがあります。
そんな「遠州夢咲牛」をたっぷり配合した生ハンバーグって、いったいどんなん?ですよね。そりゃレギュラーよりは多少お高い価格設定ではありますが、その強い期待に抗うことは出来ません…ちょっとドキドキしながらカゴに入れてしまうエロおやぢであります。

遠州夢咲牛の生ハンバーグ   CANON FD 1.4/50 S.S.C.   SONY α7

ハンバーグはごくフツーに調理します。フライパンで表面を焼いてからコンベクションオーヴンで火を入れると云ういつものやり方、ソースもハインツのデミ缶にあれこれテを加えて老舗レストラン風なお味に調えてゆきます。
問題はガロニですね、古系のレストランではポテト・インゲン・ニンジンという三種の神器みたいなものが厳然と守られておりまして、それも決して悪い選択ではありません。そーゆースタイルを求めたい時もあるのが事実ですが、もうちょっと主役のハンバーグを引き立てるシンプルな攻め方もいいんじゃないか…なんて思うこともあります。

DANCING FLAME 2019 MERLOT

ふと思い出したのはナゴヤでの長期出張生活中に訪れた一軒の喫茶店、そこでいただいた名物のハンバーグがその類のガロニを添えてあったことです。確か塩コショウで味付けしたスパゲッティにコーンとホウレンソウだけだったと記憶しています。それがまたよかったんです、手作りのハンバーグの美味しさが何倍にも広がって頗るシアワセな気持ちになったわけですよ。
ズボラなエロおやぢも遅ればせながらちょっとマネしてみました。パスタはメンドだったのでスルーしましたけれど、ほうれん草はタタッと油茹でし、あとはスイートコーンの缶詰をパッカンするだけです。

旨い、ジツにいい感じです。いいなあ、こーゆーシンプルなガロニって。遠州夢咲牛もきっちりその役を演じ切ることが出来るってもんさ。あ…ワインですか?いつものワンコインですが…なにか?




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庭風景  柚子の新枝芽


今年の初めに柚子の木を剪定しました
植えてから40余年…ずっとそのまま伸び放題にしてましたが
少し樹態が乱れてきたかな~って感じでしたのでバサバサと丸ボウズに近い状態にしました

驚いたのは新芽が出るころになってから…
今まで何もなかった枝の途中から新しい枝芽がたくさん出てきたことです
スゴい生命力です


 

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庭風景 柚子の新枝芽   Konishiroku Hexar 3.5/50  SONY α7