■ ダイスキな中華料理
ダイスキな中華料理は青椒肉絲と回鍋肉…酢豚もかなあ、それから…ってねえキリがないのでやっぱり最初の二つがダイスキです。ジツはいろいろありますけれど、まあ町中華など一般的なお店でいただけるフツーの中華料理の中でって話です。
お家で準備するとなるとけっこー複雑多岐に亘る調味料とスパイスを必要としますけれど、今は便利な世の中になって調合済み調味料がドレにするか迷うほど店頭に並んでおります。あとは生鮮食材を見繕ってくるだけ…お家中華もバカに出来ない美味しさでいただくことが出来るわけです。

某Aj調理実行や某NH中華名菜など並の中華料理店に何ら遜色のない既製品を用いてタタッと作るお料理です。あぁけっこー美味いもんですよ、ただ単品ですと少しばかり寂しい気もしますので冷凍品ながら餃子もテーブルに並べてみました。取り急ぎカタチだけは揃った中華の夕食ですが、肉体労働者の晩酌には上等な肴ですな。
ところで毎年 " 餃子の購入額日本イチ " はドコ?みたいなニュースが流れてきます。本県の浜松市と栃木の宇都宮市が長年争ってきましたが、一昨年から突然宮崎県の宮崎市がそこに加わって三つ巴の戦いになっているようです。ただねぇ、この統計は総務省が発表する " 家計調査 " で、年間の一世帯あたりの「餃子の購入額」でしてね、しかもここでカウントされる購入額はスーパーや持ち帰り専門店の " チルド餃子だけ " で、冷凍餃子や店舗で食べられる餃子は含まれていない…つまり地域の食文化の実際が全く反映されていない数値なのです。
他県の実態は知りませんけれど、確かに浜松とその周辺市町村にお住まいになっておられる方は餃子が大好きで、焼きあがった餃子を日常的にテイクアウトしては自宅で食される習慣が根付いております。美味しい餃子専門店がたくさんあって個性も豊か、羨ましいソウルフードですね。従って総務省発表の数字は中途半端なデータでしかないし、実態から乖離しているランキングに一喜一憂するなんぞ何の意味もないと思うのですよ。まあそもそも一位だ二位だとランキングすること自体が愚かかと…。