■ 継続のチカラ
体調が悪く…いえいえ新型コロナじゃありませんけれど…シゴトをお休みしました。少し様子をみて医者にかかるかの判断をしたいと思いますが、何れにせよ数日は静養に努めなくてはならない気がします。ズボラでいーかげんなクセにみょ～に律儀な面もありましてね、会社や同僚にやりかけのシゴトのことなどの連絡に忙しい早朝であります。やっぱり健康に過ごせることが一番なのですが、これからこーゆーコトが増えてゆくのでしょうな。
それはそうと、昨日シゴト帰りに立ち寄った哀愁のイナカ町スーパー某YDでちょっと嬉しいことがありました。母上がお刺身かお寿司が食べたいと希望されておりましたので、え～いドッチも買っちゃえ！とカゴに入れウロウロした後再び鮮魚コーナーに戻ると、担当の店員さんが値引きシールを貼っているではありませんか。
うっへ～もうちょっと後でこのコーナーに来ればよかったなあ…と悔しさを滲ませつつ立ち去ろうとしたときに、その若いニイちゃん店員が「あっ、お客さん、シール貼りますよ！」と近づいてきてカゴの中からパックを取り出しタタッと例の黄色い値引きシールを貼付してくれたのです。いや～なんだか申し訳ないねえ…と言いますと「もう値引きタイムなので」とニコニコしながらカゴに商品を戻しています。レジこそ済ませてはおりませんが、既にカゴに入った商品を目ざとく見つけてはサービスしてくれたその姿に感動なのであります。丁寧にお礼を申し上げて会計に向かいました。
並の経営者から見ればダメ社員かも知れませんが、そうゆうお店の方針なのか、それともその社員さんの自発的なものなのかは知る由もありませんけれど、そうした姿勢が昨今の厳しい商売環境の中で顧客を惹き付けるチカラになっているのでしょう。
過日の夕食は例によってNZラムを減煙グリルで『ジンギスカン』にしていただきました。そのお肉は岐阜県系スーパー某Ⅴで購入してきたものですが、フシギなことに生のラム肉を扱っているスーパーは本当に希少で、某Ｖでも最初の頃は売れ残って黄色値引きシールが貼られた姿をよくメにしましたけれど、根気よく販売を継続していたせいか最近はコンスタントに売れているようで棚がカラになっていることさえあります。流通大手某Ａのように売れなきゃ即終売みたいな無責任かつ冷たい品揃えではなく、食文化の牽引者であるスーパーの使命をきっちり全うする商売をされているのですな。おい某Ａよ、金儲けばかり考えていると凋落していった某Ｄと同じ運命を辿るぞ…と吠えてみたりもします。辛いかも知れないけれど、ガマンして継続することが地に足の着いた文化を形成するチカラになるのですよ。
北海道のお料理『ジンギスカン』ってことで、相棒にするドリンクはサッポロの黒ラベル633ml瓶を準備しました。う～ん♪やっぱり美味いです、ジンギスカンによく合います。
黒ラベルも売れない時代がありましたけれど、サッポロさんは企業の理念と意地をかけてこの主幹ビールの製造を続けてきました。国産ビールのベンチマーク的存在ですよね、この良質でスタンダードな味わいがたまらなく愛おしいわけです。これも継続のチカラです。
