■ アプリコット パフ ペーストリー
とても気に入っている菓子なのでフォトにして記録しておくことにしました。パッケージにはメーカー名などが印刷されておりますけれど、肝心の商品名が無い…と云いますか、とても小さく目立たないように記載されております。我が国の同様な商品では有り得ないスタイルでしてね、国民性の違いなのでしょうか。
パッケージのウラに貼られた輸入業者のシールに " APRICOT PUFF PASTRY " の文字を見つけちょっと安心しました。要はアプリコットのパイ生地ってことですね、だったら最初っから " 杏子ソースのパイ " って書いといてくれれば判りやすくていいのに…と思ってしまうのはおじさんの証拠ですな。

ここで無意識に反応してしまうことは PUFF の文字です。スぺルは若干異なり PAF ですが発音はほぼ一緒、それは1960年代に米国 Gibson 社が特許を出願中だったマグネチックピックアップ(ギターの弦振動を電気信号に変換するパーツ)でしてね、そりゃマニア垂涎の珍品なのですよ。なにせたったひとつでちょっとしたギターが買えてしまうくらいのお値段でしてね、しかも P.A.F. ( PATENT APPLIED FOR ) の文字がステッカーのものと本体に刻印されているものの二種があって、再生産モノを含めると…ってマニアックな話(たぶん誰も興味がない)に脱線ですよ、元へ。
このイタリアの袋菓子はもう三度目の購入になります。サクサクほろほろ…非常に繊細な食感と、想定外に緻密でなだらかなグラデーションを持つそのお味の虜になってしまいました。流通大手某A(キライな企業なのでボクは絶対に行かない)にテナントで入っている KALDI などによく行かれる方はご存知かも知れませんが、ソコで母上が購入してきてくれるのを待っているエロおやぢであります。

あぁ美味いですねえ…こーゆーお菓子はニッポンにはありませんね。好き過ぎて放っておいたらひと袋ぜ~んぶ食べちゃうんじゃないか…ってくらい中毒性の強いおやつであります。コーヒーはもちろん合いますし、紅茶だってイケます。
ヤバいよ、何でもっとたくさん買ってきてくれなかったの?と思いましたけど、母上はこれひとつしか残っていなかったからと仰いました。う~ん人気があるんですねえ、美味しいものは皆さんよくご存じのようです。