■ アラスカ産なら更にお手頃
言わずと知れた高級魚「金目鯛」でありますが、疫病蔓延防止のための飲食店営業自粛or規制のせいか一般小売価格は下落したままでして、えぇっ?キンメがこの値段!?みたいな状況が続いております。
例えば¥5000近い価格が一般テキだった体長45cmほどの金目鯛が¥1500前後の価格で鮮魚店の店頭に並んでいるわけです。ボンビなエロおやぢといたしましてはウハウハに有難いことではありますけれど、漁師さんや漁業関係者はさぞかし苦しいだろうなあ…とフクザツな心境であります。
オカゲさまで脂のり抜群な " キンメの煮つけ " を幾度となくいただいてはおりますけれど、国内産ではなく輸入モノの開き干しであれば更にお手頃な価格でして、平素の食卓には何の後ろめたさもなくいただけるのがよいわけです。
先日母上が購入してきたその " 金目鯛の開き " もアラスカ産ですが、鮮魚の価格低迷に引っ張られコチラも以前よりお安くゲットしてきたようです。様々な物品が値上がりしているこの春ですがこうして逆行しているものもあり、なんだかニッポンは負のスパイラルに陥っているような気がしてなりません。
美味しい開き干しなのですからヨケーなことは考えず素直にそのお味を楽しみたいものですけれど、極楽トンボのエロおやぢもサスガにシンミョーなキブンになることは避けられないことが多くなりました。
さてそんな焼魚の相棒には我が国伝統のビールと旬を迎えつつある " 久能葉生姜 " をフィーチャーしました。葉生姜…ってねえ谷中生姜と云った方が解りやすいでしょうね、静岡の久能地区でイチゴと共に栽培が盛んな生姜です。
本来は黄金週間を過ぎたあたりから出荷の最盛期を迎えるのですが、ここ何年かは前倒し前倒しが続いておりましてね、卯月に入って間もなく店頭に並んでおりますし、ハシリの御祝儀相場ではなく旬の最盛期の価格でイキナリってところが世情の変化を感ずるところです。
まあそんなことより採りたての葉生姜のフレッシュな香りと柔らかな辛みの素晴らしいことと言ったらもう!てなもんです。エロおやぢはこいつに味噌をつけて齧るのが好物なのでしてね、これを食すと「あ~夏が来たなあ」ってカンジです。
ん?ちょっと早すぎるか…。
■ 卯月の庭風景 スズラン
庭のスズランが最盛期を迎えました
少しづつではありますけれど年々その株も増えましてね
今では小群落程度に成長しました
手に取るといい香り…