■ プチブールの意外な使い方
流通大手某Aはあまり好きではないので行かないことにしているエロおやぢでありますが、母上は母上の考えがあってのことでよく利用しております。そしてそのテナントで以前はサエなかったパン屋がリニューアルに伴ってチェンジしたようでして、何度か購入してきた新テナントのパンはなかなかに美味しいものでありました。ただそれはハード系のパンに関してのハナシでありまして、ハムやチーズあるいはクリームやフルーツなどをアッセンブリした所謂お惣菜パンに関しては購入することがないのでコメント外となります。
まあ哀愁のイナカ町ショッピングモールなので本格テキなハードパンは種類も抑制されているようでありまして、バゲットやバタールそしてカンパーニュやブールといったごくキホンのフランスパンが主体のようです。その中でちょうど成人男性の握り拳ほどの大きさをした " プチブール " が気に入っておりましてね、幾度となく当家に持ち込まれるわけです。
いつもはコンベクションオーヴンで軽く焼きなおしてはバターを添えていただいておりましたが、ある日それを『パングラタン』のポットにすることを思いつきました。冷凍でストックしてあったベトナム産小海老や青森県産ベビーホタテをフィーチャーしたシーフードグラタンを入れて…ステキなお料理になるんじゃないかなあ、と少しワクワクしながら調理開始するエロおやぢであります。
うっふっふ~美味しいじゃないのよっ!なんだかリッチなキブンですねえ、小海老や帆立の旨味と香りがホワイトソースに溶け込んで如何にも洋食ちっくな美味しさになってますね。くり抜いた中心部やフタに切り落とした部分もトーストして、焼いた小麦粉の芳ばしさと共にそのソースをつけていただく幸福感…あぁ白ワインがよく合います。そうか…ボトルのラベルをフォトにするのを忘れていたみたい。そんな風に我を忘れるほど美味しかったってことです。