■ 元ネタは " アミガサダケ "
お墓参りに行った清水のちょいハイソ系スーパーで変わったパスタを見つけました。ボトルのストッパーのようなカタチ、不規則な曲線を描く深い溝の形状がジツに個性的であります。これまで様々なパスタを目にしてきましたがこのタイプは初めてですね、流石ちょいハイソ系スーパーだけのことはあります。
当然そのスタイルからソースとの相性の佳さが予見できるものでありまして、その中でもちょいと重めのソース…今どきならトマトなのでしょうけれど、なんとな~くクリームを使ったきのこのソースがねぇググっと惹きつけてくるのを感じたわけですよ。早速ブラウンマッシュルームとクリームを調達し、庭の片隅からイタリアンパセリを収穫してきては調理に取り掛かります。
あぁ美味いものですねえ、もっちもっちのパスタにマッシュルームのうまみをギュッと含んだクリームが絡んでサイコーでやんす。喰っても喰っても美味い。難しい調理なんてしていないのに美味い。シンプルな食材だけなのに美味い。あぁ罪深いなあイタリア人は…。
食し終えてからふと考えました。パッケージのウラに書かれていた「スプニョーレ」っていったいナニ?ってことです。
早速パソコンを戦闘状態にして検索しますと、どうやらそれは高級キノコのひとつ " アミガサダケ " のことでして、それを模したパスタなのですな。そしてニッポンにも自生しているんですよね " アミガサダケ " 、気味悪がってあまり食すヒトはいないようですが知るヒトぞ知る安全な食用キノコでありまして、もしかしたら運が良ければ夏の終わりごろ「富士山やさいセンター」あたりに行けばゲットできるかもね。
まあそれはそれとしてジツに美味しいパスタでした、またいただきたいものです。