10周年記念弁当

ちょいハイソ系…でも相当にお買い得

亡き父の墓前にお花とお線香を手向けてきました。没してから二十数年…時の経つのは早いものですね、こうして今年も命日に墓参が出来ることに感謝したいものです。以前は命日の墓参りにはホームタウンの清水で食事をして帰宅したものですが、Covid-19の蔓延と行動自粛と云う状況の下ではそれも叶わず、ちょいハイソ系のスーパー「しずてつストア」でお買い物などをして…となるここ数年であります。

記念弁当のラベル

前日の朝刊折込には近隣にあるそのスーパーのチラシが入っておりまして、たくさんの美味しそうなものが美しい写真やレシピと共に紹介されているのでありますが、その中に " 末広店10周年記念弁当 " なるものもありましてジツにいいカンジなのですな、美味そうです。末広店とは静岡市の中心部、今話題の徳川家康にも所縁の深い静岡浅間神社にほど近い場所にあるわけでして、出来れば境内に設置された「どうする家康 大河ドラマ館」など見学してからお買い物…なんてコースが望ましいわけですけれども、まあ今回は時間テキな要素も絡み見送りってことで当家の墓のある清水区内の「しずてつストア」で済ませてしまうのですよ。

しずてつストア末広店10周年記念弁当   Nippon Kogaku NIKKOR-S Auto 1.4/50  SONY α7

記念弁当は各店舗に配送されておりまして件の店舗でも入手することが出来ました。他のお弁当に比べて若干高めな価格設定のため準備数はそう多くはありませんでしたけれど、スーパーがセルフプロデュースする目玉商品ですからキアイの入ったディスプレイでアピールがなされております。
あ~これこれ!やっぱりコレでキマリだな!と一発で気に入りました。どこぞのハンバーガーチェーンのように広告と実物の乖離が激しくて幻滅…なんてことはありません、マジメな企業ってのはかくあるべしですな…そして相当にお買い得かと思います。中でも白眉はその中心に鎮座する「桜海老ごはん」でしょう、もうこれだけでもこのお弁当の根源的価値を決定付けております。数日前に春漁が始まったばかりの桜海老をゼイタクに使い、希少&ハイソ感の演出もジツに見事。そこに厚焼玉子・昆布と根菜の煮物・野菜のすり身揚・超厚切ハムカツ・回鍋肉・イカの照焼・ホタテの甘辛焼・鮭の塩焼が加勢してエリート軍団を形成しているわけです。
どの副菜もカンペキなお味で、当時最強と言われた武田軍団もつけ入るスキはありません。やったぜ家康!エキセントリックな信長や狡猾で情報戦に長けていた秀吉とは違い、やはり徳川家康はボクがずっと推してきただけのことはある…ってカンケーありませんな。
とにかくサイコーにエキサイティングなお弁当でありました。あぁまた喰いてえなあ、こーゆーやつ。







卯月の庭風景  小手毬の舞台


先日ご案内した小手毬がほぼ満開の様相
もう圧巻です
妖艶
このコトバしか思い浮かびません

卯月の庭風景 小手毬の舞台   Ernst Leitz Elmar 3.5/50  SONY α7



その美しい舞台に隙はありませんが
プログラムにはこんなモノローグも…
流れる静寂の時
心に沁みる物語

卯月の庭風景 小手毬のモノローグ   Asahi Opt.  Super-Takumar 4/150  SONY α7