■ ムラサキシキブの芽吹き
まるで枯れ枝のようになっていたムラサキシキブにも春が訪れました
面白いのは枝先の芽吹きが二つのものと三つのものがあること
まあドッチもエネルギー感に満ちていますね
そしてあっという間に大きくなります

■ たらこスパゲティ
北海道釧路市に居住していたころ、市内に在る「泉屋」さんというレストランをよく利用したハナシは何度もこの駄文日記にしたためましたが、その入口のショウケースに鎮座していた商品サンプルの中に " たらこスパゲティ " というものがありましてね、" たらこ " をパスタに和えて食すなんていう習慣のなかった当時は「こんなもん誰が喰うんだよ~」くらいにしか思わなかったガキであります。今で云うなら「うっわ~キモっ!」みたいな表現になるのでしょう。
今や当たり前とでも言いましょうか、ニッポン発パスタ料理の代表のようになっている " たらこスパゲティ " を海産物の本場・釧路で世に問う…なんてことをやってのけた「泉屋」さんはジツに先進のレストランだったわけです。あぁ、あの時に意を決して喰ってみればよかったなあ…なんて今になって思ってみたりもします。

そんな " たらこスパゲティ " をおうちで作っていただきました。いや~ジツはちゃんとホンモノのタラコを買ってきて、ほぐしたりバターソースで和えたりして正式なパスタソースにするつもりだったんですけどね、なんだかお手軽バージョンのレトルトソースを見つけてしまって、ついついコチラに浮気してしまいました。ええ、ちゃんと作るつもりだったんですよ最初は。信じて下さい、いつもこんなズボラしてるワケじゃないんです、本当です。

お値段も5パック入りで¥250前後、たとえ失敗だったとしても損失は僅少ですからね、たまには冒険もオッケーでしょ…てなカンジです。
そして食してみれば…えぇっ?ウソでしょ?…けっこー美味いんです。そりゃテメーで作ったものなどと比べてはいけないんですけどね、お値段を鑑みればノープロブレム!リピ買いしたって誰からもクレームなんぞ出ないんじゃないかな。ただし商品に添付されている刻み海苔パックはきっとチョボいので、ソコだけはテメーで刻んだものを使いましたけれどね。
しかし近年の食品加工技術ってスゴいですねえ…こうした海産物メインのソースってあの独特な匂いがどうしても拭いきれないのが当たり前だったのに、まるでフレッシュたらこを使ったソースのように仕上げてあるのです、拍手喝采ですよ。
次回 " たらこスパゲティ " を食べたいと思った時に、生タラコを使うのか、それともこのソースを使うのか…思わぬライバル出現に逡巡するであろうエロおやぢであります。ええ、ぜひその姿を想像してみて下さいな…笑えます。