■ イメージとリアルの葛藤
今はもう胃袋にヨユーがないので注文をすることはありませんが、かつては訪れたイタリアンのお店でプリモ・ピアットやセコンド・ピアットの前にアンティパストをお願いすることを昼食のときでさえごくフツーにしておりました。もしかしたら少食なヒトのために分量を控えめにした前菜を用意してくれているお店もあるのかも知れませんが、それはそうした機会が訪れたときに探すことにしましょう。
大きなお皿に盛りつけられた彩とりどりの小さなお料理…そしてそれを間もなく運ばれてくるメイン料理を堪能するための助走として、ゆったりと楽しむことがたまらない愉悦なのでありまして、出来ればそんなシチュエイションをもう一度…としてみたくなるのはいつものことなのですけれどね。
近所にオープンしたちょいハイソ系の食料品店でいくつかの食材を購入してきました。イタリアから輸入されたサラミソーセージを二種類と国産だけど生ハムも。チーズはフランス産ブリーやデンマークのブルー、アメリカの無添加クラッカーにはブロ友さんも紹介されていた arla のクリームチーズを添えて。ついでだから食べかけになっていたカツヲ入りスモークチーズも一緒させちゃいましょう。
スチームしたヤサイ類もお助けですし、あとはリベイクしたバゲットが少々あればコレで充分です。確かにイメージとリアルの間には葛藤がありますけれど、これくらいがちょうどよい " お与え " と認識すべきかな。まあ同席者によってソレが左右されるのは昔から変わりませんけどね。
■ 文月の庭風景 八重咲梔子
これまで何十年もの間この八重咲の梔子がこんなに咲くことはありませんでした
同時に咲いたとしても時間差で二輪が精いっぱい
今年だけなのですか?
これからずっとこうあって欲しいと思いますけど