青紫蘇と塩昆布の和風ボンゴレビアンコ

■ 梅雨明けにはもう少しのガマン

なかなか梅雨明けしませんね…ってそうカンタンにはゆきませんよ、もう少しのガマンです。平和のほほんの静岡ではありますが、九州ではまたまた甚大な被害が発生してしまったようでして、近年とみに多発している全国的な豪雨被害に危機感も募ってくるばかりであります。
まあジタバタしてもシカタありませんので不肖エロおやぢも人事を尽くして天命を待つしかありません。ん？人事を尽くす？オマエが？笑わしてくれるぜ…尽くすものなんてあるのかよ。成り行き任せのテキトー人生のくせに、クチから出まかせもいい加減にせい。

はいはい、仰る通りでございます。まあいちおーその場限りではありますけれど、なるべく旬ってものに敏感でありたいと思っておりますし、買い物の際はそうした食材に気を配りながら食を楽しみ、健康にも留意して余生を送りたいと努力はしているんですけどねえ…う～んなかなかに思うようにコトが運びませんのでして。
　
久しぶりに行ってみた哀愁のイナカ町・地元スーパーであります。
相変わらず近隣で獲れた食材が並んでおりますけれど、やはり嬉しいのは浜名湖のアサリですね。某国営放送のドラマ「どうする家康」が注目されているので浜松にスポットライトが当てられることが多くなっている昨今ではありますけれど、このところ減少の一途を辿っていた浜名湖アサリにも復調のキザシもあるようでして、そう高くないお値段で店頭に並んでいるのは大いに助かります。

青紫蘇と塩昆布の和風ボンゴレビアンコ　　　Nikon　Ai-S NIKKOR 1.4/50 (Stepped Nose)　　SONY α7

ムシムシとして湿り気の多い日々なので、件のアサリを使ったパスタ料理もさっぱりとした和風仕立てにしてみました。『青紫蘇と塩昆布の和風ボンゴレビアンコ』と銘打って開始いたしましたが、ハッキリ申し上げましてただの思い付きであります。
まあそのワリには上手くゆきましてね、調味の塩（いつもは地元・安倍川河口で製造されている粗塩）を塩昆布に置き換えてのレシピでありまして、これがまたいいカンジになっております。イタリアンと和食が折衷した様相を呈しておりますが、これがまた何度でも食したくなるような美味しさでしてね、この時期にはズバリなパスタなのであります。
惜しかったのはスパゲティの乾麺でして、安くたってオッケーでしょ…と購入してきたトルコ産のパスタはコシや粘りが脆弱で期待ハズレなのです。もうちょっと何とかならないのかいエルドアン…とスジ違いな苦情を申し立てても虚しいだけですな。人事は尽くし切っておりません、まだまだアグレッシヴ＆エキセントリックに生きていないとね。