『どらサンド』と『桃のジューシータルト』

母上の誕生祝 後編

あぁめっちゃ美味かったよぉ…と老舗『うな重』の余韻を纏って帰宅いたしましたが、ハタと気が付いたのはテメーが贈る母上へのプレゼントが未だであったことなのであります。迂闊だったぜ、とっとと行動を起こさなくては…と向かった先は市内のやはり老舗の菓子店であります。
創業は明治時代というお店でありますが、今の世では和菓子だけでなく洋菓子も製造販売しており、やはり老舗らしい質実でどっしりとしたそのお味が気に入ってときどき利用しております。

『どらサンド』と『桃のジューシータルト』   CANON FD 1.4/50 S.S.C.   SONY α7

かなり前から店舗外壁に掲げられた看板で知っていたスイーツ…それは『どらサンド』という和洋折衷なひと品でありました。まあスタイルは単純です、要はどら焼の皮に生クリームとフルーツをサンドしたものなのでありまして、あ~いちど喰いてえ!と思っていた品です。先日市内で行われた将棋の対決でも藤井聡太さんのおやつ候補にもエントリーされた名作スイーツなのでもありまして、このチャンスを逃すテはありません、早速注文です。
そしてもうひとつはこの時期ならではの限定モノ、しかも扱っているのは本店であるこのお店だけという『まるごと桃のジューシータルト』であります。うっへ~、こいつは Go to Heaven 間違いなしの逸品でございますのよ、おっほっほ~っ♪なプレゼントです。

桃のジューシータルト断面

サスガに『どらサンド』はロングセラーとなっているだけのことはあります、どら皮に塗られた小豆餡と生クリームとが織りなすメロディーがフルーツを躍らせているのですよ。こいつは楽しい、そして嬉しさに心震えるじゃないか。
『まるごと桃のジューシータルト』も期待通りの逸品ですよ、そっとナイフを入れてみれば種があったあずの中心部分にはカスタードクリームが…うっわ~参りましたねえ。完熟ジューシーな桃果肉のトロける食感と香り…やっぱり Go to Heaven であります、いや~んゼイタクねえ♪ではありますけれど、母上のバースデイプレゼントにはふさわしいスイーツかと思います。
まあ無事にこの日を迎えられてよかったな…母上も心から喜んでくれて本当に満足です。ってことで今年のアニヴァーサリストーリィはこのへんでお終い。
 
 
お菓子の家 もちのき
https://mochinoki1905.com/

 
 





葉月の庭風景  夏の仕舞い支度


水分が抜けて繊維状になった山紫陽花
きっとこのまま冬になるまで
その山紫陽花に命をつないだ蝉の抜け殻
きっとこのまま冬になるまで

葉月の庭風景 空蝉と枯れ紫陽花   ICHIZUKA OPT.  Professional KINOTAR 25mm F1.4   SONY NEX-7

 
 


風に揺れるミントの花
ハーブとしての寿命はそろそろお終いかな
その花をゆるやかに目で追い
じっと佇む真夏の午後

葉月の庭風景 ミントの花   ICHIZUKA OPT.  Professional KINOTAR 25mm F1.4   SONY NEX-7