■ 医食同源の思想から
スーパーの廉売で購入してあった鶏肉を焼いて食べようと云うハナシになりました。まあフツーに照焼などして食せばいいものを、なんとな~くソレじゃ面白くないような気がして、ちょいとヒネってみることにした偏屈者であります。
大丈夫です、ヒネると言っても国連決議に違反するような技術を導入した飛び道具をニッポン近海や我が国のEEZ内に打ち込んだりはしませんから。昔から半島に伝わる医食同源の思想に基づいた食材で「ヤンニョム(양념 / 약념)」という唐辛子系の調合調味料を使ったお料理です。ご存知キムチやチゲなどで主に使われますが、直接食材に塗り込んで(あるいは漬け込んで)調理することにも用いられます。
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今回はテキトーではありますけれど、いちおー南朝鮮自治区から輸入された唐辛子味噌や醤油などを調合したもので鶏肉を漬け込んでみました。本当は反日…違う!どうも半島系の話題だからでしょうか、我が国へのヘイトや無意味な反発を含む表現として真っ先に変換されましたね…本当は半日から一日くらい寝かせるともっと美味しくいただけるのでしょうけれど、ちょいと思いつき気味にコトを進めてしまったので三十分程度しか漬けてありません。
ところが意外なことにコレでも充分に風味がシミ込んで美味しくなりましたよ、柔らかさも上等です。加えて別皿で添えた大阪鶴橋のキムチ類も非常によく合うことは当たり前のことのように思われますが、コレって意外に重要なポイントです。あ~ソレにしても美味いだけじゃなくて、なんだかカラダにもよさそうなカンジですな。ちょいとお疲れ気味な夏の終わりに、ビシッとキメてくれるお料理だと思います。