鯖の麹漬

発酵食品のチカラ

どこのスーパーでも売っている「鯖の麹漬け」ですが、コメの発酵食品である麹のチカラを借りて海産物を美味しくいただく工夫は人類の至高のチエとも呼べるものでありまして、その恩恵をこうしてローコスト享受できるのは真に喜ばしいことなのであります。とにかく安い…昨今の物価高騰でかな~り苦しくはなってまいりましたが、それでも他の海産加工品に比べますと日常テキな食事への導入のし易さはピカイチではないでしょうか。

鯖麹漬の干物

先日も近所のKOマートさんで購入してきたこの品、大きな三枚おろしが二枚の真空パック冷凍ですね、これで楽勝にワンコインを下回る設定になっているのはチカラ強い庶民の味方であります。単に安いとか大きいといったメリットだけでなく、一番気になる品質と云うものがきっちり担保されているところがKOマートさんらしくてスキスキ大スキなのです。
真空冷凍パックになっているのも使い勝手の良さに直結していますね、日々食材の運用状況は変化してゆくものでありまして想定外にニクニクニクと続いて「あ~サカナ喰いてえ!」となることもしばしばです。そんな時にこの冷凍品を取り出しては「へへえ、あるんだぜアニキ…」と大イバリできるってのもバラ色の人生じゃないか。

焼いた鯖麹干物と茄子煮浸し   Asahi Opt. Super-Takumar 55mm F2 (Yellow Letter, Early Font)  SONY α7

調理加工もめっちゃラクチンですよ、そのままロースターに放り込んで待つこと10分間程度、こんがりと焼き色がついて至福の旨さが目の前に現れるわけですから。まあちょいと工夫と言いますか、珍しく脳ミソを稼働させなくてはならないのは一緒に食卓に並べる相棒たちのことくらいでしょう。いちおー『鯖の麹漬焼』は和食なのでソレナリな副菜導入を画策する必要がありますね、まあ極端なことさえしなければ何だってオッケーなんですけれど。
あぁトロリと柔らかな身肉、ゆとりある脂質、豊かな旨味…もちろんこのままこうしていただくのが正解なのでしょうけれど、以前に某居酒屋で食した " サラダにど~んto焼鯖! " みたいなお料理も家庭でカンタンにチャレンジできていいよなあ。そう、ツナ缶ばかりが能じゃないってこと。
 
 





長月の庭風景  色づくムラサキシキブ


ムラサキシキブの色づきが粛々と進行しております
今年は例年になく実の数も多いので楽しみですよ
整列する美しい紫色
今からそれを想像してはニンマリなのです

長月の庭風景 色づくムラサキシキブ   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 105mm F4  SONY α7