■ 秋のお彼岸は萩の花に例えて
秋のお彼岸にお供えする小豆アンコ餅は、その季節の花である " 萩 " に例えて『おはぎ』と呼ぶようになったそうです。ええ、聞きかじりってやつですが、昨今のようにソースが不確かな情報や意図的なフェイクニュースと違い、ニッポン人の季節感・宗教観・自然観・人生観などによって長きに亘り培われてきた名称なのですな。ダイレクトな物言いをせず、相手の知識や教養を呼び起こしては悟っていただくというジツに奥ゆかしいモノの考え方・伝え方・捉え方でありまして、こうした隠喩に近い言語はC國や南朝鮮自治区には存在しないものであります。デリカシイってものが微塵もない君たちには…って脱線ですよ、元へ。
餅の表面に厚く包み重ねられた小豆餡が、赤紫色をした萩の花に似ているから『おはぎ』…というのが発端のようですね。現在と製造方法が異なっていた昔ではより似たものであったのでしょう、語感も優しく茶菓子の名称としても美しいものです。
無信心なエロおやぢではありますけれど、いちおー仏教神道に関するイベントや二十四節気にまつわる慣習にはソレナリなことを守って過ごすようにしております。最近はそうした日本古来からの風習や習慣を小馬鹿にしたり疎んだりする人々が現れておりますけれど、こうして自然や神羅万象を正しく恐れ大切にする心こそが我々日本人のアイデンティティなのでありまして、それなくしては現在の繁栄はなかったものと思うのです。
欧米諸国の合理的な考え方や法律にも一理はありますけれど、やはりこの国が何故にアドバンテージを維持し続けてきたかをしっかり考える必要があると思うのです。
う~ん…なんだか難し過ぎるハナシにのめり込んできてしまいました、エロおやぢには似合わない論理思考ですね。もうヤメにして『おはぎ』をいただくことにしましょうか。
ご先祖さま、ありがとうございます。 南無妙法蓮華経…。