■ 貝だし五目ラーメン
「リュージュ」ってウィンタースポーツのアレでしょ?ソリに乗って雪と氷で固めたタイトコースを新幹線みたいな猛スピードで滑降するやつ。
そうですよ、見てるとちょっとコワいよね~、あのソリってブレーキがついてないんだってね… ってさあ、今日はその話ではありません。同じリュージュでもラーメン屋さんのお話しなんですよ。
東京新小岩で修行した店主殿が郷里の浜松に凱旋オープンしたお店で、その名は「龍壽(リュウジュ)」。旨味を利かせた清湯スープがウリのようでして、今回の " おうちごはん " は同店の監修の下でナゴヤの製麺メーカーさんが発売している一般家庭用生麺の「塩ラーメン」なのであります。

某ハイソ系スーパーの店頭で見つけ、こいつはイケそうな予感…と急ぎカゴに入れたエロおやぢであります。初めていただくラーメンなのでパッケージフォトに倣ったトッピングが王道でありますけれど、そこは豊富なエセ知識となんちゃって経験にモノを言わせて邪道ミッションを図々しくジッコーしてしまうのですな。
そう、自宅の冷凍庫にはホンビノス貝の冷凍したものや自家製叉焼が眠っているわけでして、あとの具材はテキトーにキャスティングすればEじゃないのよっ…てことですね、あとはリュージュのように華麗な滑降でゴールドメダリストを目指すのみなのであります。

ホンビノス貝は言わずと知れた東京湾のニューフェイス、ハマグリに似た風味と旨味で近年赤マル急上昇の人気海鮮であります。そこに静岡焼津特産の鳴門巻、北海道産のホタテ貝柱入りカマボコ…濃い濃いダシが出そうな海鮮トリオが手ぐすね引いて待っているわけですよ。
そりゃもう美味いに決まってますよね『ホンビノス五目』、実際食してみれば意外なほどに上品なお味、追い打ちをかけてくる青柚子が憎らしいじゃないか。ある意味オーヴァースペックのズルだな…でもゴールドメダルはいただき♪
さて、もう後戻り出来ないレシピを知ってしまったエロおやぢは、今後のラーメンライフをどう乗り切るのか。