■ スタミナ系中華料理の大関
ヒトによってその評価は変わってくると思いますけれど、よく知られた中華料理の中では『レバニラ炒め』がスタミナ系の中では大関だと思うのですよ。まあイメージ先行というファクタは大いにあるとは感じますが、それでも盛夏のころに疲れがたまってくると「あ~やっぱりレバニラ!」と決心しては町中華の席に着くと相成るわけですな。
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実際やや濃い目に調味されたそれはゴハンとのカップリングに最高のパフォーマンスを発揮するのでありまして、丼に盛られた白ゴハンと皿に盛られた『レバニラ炒め』とのバランスに配慮しつつ、最後のひとクチまで " ゴハンにレバニラがオンされた状態 " をキープすることに腐心するのでありまして、無事に食し終えスープをゴクリと飲み終えた瞬間に願望達成の満足感に浸るわけです。あぁまたガンバれるかな…なんてキボーがふつふつと胸に湧き上がってくるのですよ。
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そんな『レバニラ炒め』もRTSと同様、突然にその疾患に襲われるわけですね、困ったものです。まあ調味料や食材はいつでも入手できるものばかりですからコトは意外に簡単な解決をもたらしてはくれますが、モヤシやニラといった買い置きに不向きなヤサイがそのメインであることが若干残念なお料理なのですな。
冷めてしまってはこの大関の価値は半減してしまいます、熱々のうちにはふはふがっつり喰いまくりましょう、もちろん合いの手の相棒は例の黄金ドリンクであることが鉄の約束です。
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例年この季節になりますと店頭に登場するこのテのビールですが、レギュラーラインよりも贅沢な造りをしているだけあって豊かな香りとコクがありますね。特にコレじゃなきゃダメっ!てのはありませんけれど、気温や湿度も落ち着いたものとなった秋にもなれば、自然とカラダが欲してくるような気がします。
えっ?『レバニラ炒め』って夏のイメージなんですけど…。知ったこっちゃねえよ、美味いもんに国境はねえんだ…ん?なんか違うなあ、美味いもんには季節を超えたアレがあるんだよ…ってこと、はいはい。