イチゴとモッツァレラチーズのサラダ

苺とモッツァレラチーズのサラダ

当家初登場の真打

昨年末から順調な出荷の続いていた県内のイチゴ生産も、このGWあたりでいったん終了でしょうか。東部は伊豆の国市、中部は静岡市や御前崎市、そして西部は掛川市あたりが主要産地でありますが、例の疫病予防措置が五類に移行してからは観光イチゴ狩りも客足が戻りつつあるようで、どうかこのままインバウンド需要にも応えられるようになって欲しいものだと思います。

今回購入してきた苺は静岡県内で生産される主要三品種《章姫・紅ほっぺ・きらぴ香》のうち、最後に登場(2015年)した「きらぴ香」であります。これまでは「章姫」や「紅ほっぺ」を購入しておりましたが、香りや甘みにより優れた「きらぴ香」は県や各種団体が推奨するだけのことはあって、やはり二割ほど高価なものでして、当家の食卓に上ることはありませんでした。
それがシーズン末期ということもあってか例の農民市場で1パック¥400というちょ~お値打ち価格で並んでいるではありませんか。品質も朝獲りそのものでピッカピッカ…真にキラピカしてます。これは予てよりいちど食してみたかったアレをジッコーするしかありません、いよいよ当家初となった真打の登場です。

苺とモッツァレラチーズのサラダ   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 105mm F4  SONY α7

オイルトスしたべビーリーフをアンダーに、ハーフカットした「きらぴ香」と手でちぎったモッツァレラチーズを散らしただけのプリミティヴなサラダ…そう『イチゴとモッツァレラチーズのサラダ』であります。
旨味や香りは既に満たされておりますので、この上からはエクストラヴァージン「サルバーニョ」と、ガリガリすりおろしながら降臨させるブラックペッパーだけです。

サルバーニョ

「きらぴ香」の香りや甘みに程よい酸味、モッツァレラチーズのクリーミィな風味と舌触り…オリーブオイルやブラックペッパーは引き立て役でしかないけれど、これらが混然一体となって織りなす世界は、俄かには信じ難い新たな価値を生み出しているようです。あぁ美味すぎるじゃないか、なんだかバチが当たりそうな気もするけれど、たまにはいいよね…許して神様。
もういちど食べたいけれど、身の程を弁えろよ…ってことで、それは来シーズンのお楽しみにとっておきます。
 
 

 
 
 
 

皐月の庭風景   Freshness of pale green


この背面のツルっとキレイな個体は
このところ八重咲白椿あたりにいつも居るケロ助です
昼間はこうしてジッと身を潜め
外敵や乾燥から生命を守っています

皐月の庭風景 ケロ助@椿   Nikon Ai AF MICRO NIKKOR 60mm F2.8  SONY α7

 
 


新緑の名に相応しい鮮やかさ
楓の新葉が青空の下に輝きます
淡いピンクの花も咲かせ
間もなく翼果も現れるでしょう

皐月の庭風景 楓の新緑   Olympus PEN-F F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8  SONY NEX-7

 
 


いっぽう梅はその新枝をぐんぐん伸ばし
明るかった庭は日陰の多いものになってきました
そして梅の実もその傘の下で成長し
既に五円玉ほどになっております

皐月の庭風景 梅の実と樹蔭   Olympus PEN-F F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8  SONY NEX-7